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FF14から離れてみて感じたこと

はじめに

下のような記事を書くくらい大好きで毎日プレイしていたFF14のモチベがとある理由で激減…というかほぼ無くなってしまったので、これも良い機会かと思い他ゲーや他の趣味に手を出した感想なんかをつらつらと書いてみる。
とある理由…に関しては個人的なモノですが、休止して始めて気づいたことにはFF14に対するネガティブな感想や愚痴も多分に含まれるため、現在FF14をプレイしていてなおかつそんなに不満がないよ!という方が読まれる際には何卒その点だけご留意いただければ…と思います。

〈 - 自己紹介 - 〉
蒼天終わりから始めて紅蓮4.0を途中までプレイしたが、当時所属していたオメガ:デルタ編零式の固定が4層後半で解散しモチベ低下により引退。
それから6年ほど経った2023年2月頃に心機一転新規キャラで復帰し、
最新パッチの6.55まで戦闘コンテンツ、ギャザクラコンテンツどちらも
ゆるゆると遊んでいた。復帰後に遊んだ高難易度は極、幻、異聞Nまで。
零式はノータッチ。

“追われる感覚”から解放されたカタルシス

まず離れてみて一番最初に感じたのはこれだった。
戦闘トークン集めや無人島の青貨集め、毎週の幻消化や細かいところではコンテンツルーレットのデイリーボーナスなどの週課や日課から解放されたカタルシスが思ったよりも大きい。どれもひとつひとつなら大した手間ではないのだが、自分の完璧主義的な性格も相まって『期限までに終わらせていないと損をしてしまうもの』との認識から常にやらなきゃいけない義務感を感じていた。

(ゲームが)楽しいから遊ぶ、のではなく損をするから仕方なく遊ぶ…という感覚に近い。不健全だが、ひとつのMMOに『依存』しているとありがちな感覚なのかなと。

ゲームが楽しいから遊ぶ、ということ。

正直に書くと、僕はFF14の戦闘コンテンツで遊んでいて心から楽しいと思えたのはいわゆる“高難易度”コンテンツだけだった。日々消化していたルーレット(メインルレとギルドオーダー以外はだいたい毎日消化していた)も、吉田P/DイチオシのPvPも、実装初日の全員初見で挑むアライアンスレイドなんかも、正直に申し上げると『遊んでいて楽しいからではなく貰える報酬のためだけ』に遊んでいた。
惰性で遊んでいるからと言って手を抜いて遊んだりはしていない。野良で遊ぶ以上は自分の出せる最大パフォーマンスを発揮出来るように、と自分なりに頑張っていたつもりだ。でも各種ルレやノーマルコンテンツから楽しさを感じることは僕には出来なかった。

もちろん、コンテンツルーレットなどで報酬を受け取るときにはたしかに『喜び』はあるのだが、例えばエキルレで敵をまとめて範囲焼きしているときに『楽しい』という感情が生まれるかと言われればNoだ。
ゲーム体験が楽しいというよりもただ報酬に釣られているだけ、というか。

ならば『自分が好きな高難易度の戦闘コンテンツを遊べばいい』という話なのだが、FF14はオンラインゲームのため、野良で高難易度コンテンツで遊ぶためにはパーティ募集を建てるか自分が入ることの出来るパーティ募集を探す、もしくはレイドファインダーを使ってシャキるまで待つ必要がある。
この手順が自分にはストレスで、遊んでいて楽しいという感覚を得るために毎回待ち時間とストレスを感じるのは違うんじゃないか…と、起動してすぐに『楽しい』を提供してくれる他ゲーに手を出した今だからこそ強く思う。
(固定を組む努力を怠っている、と言われればその通りでぐうの音も出ない。)

非常にシステマチックな作りの『無人島』

報酬で釣って遊んでもらう作りを否定したいわけではないが、特にこの無人島開拓というコンテンツは個人的に楽しめなかった。しかしやり切った後の報酬にはマウントやおしゃれ装備、各種ミニオンなどがあり、それらが欲しければランク上げのためにきちんとプレイする必要がある。

『無人島』を『開拓』したいのであって、
出荷管理シミュレーターをプレイしたい訳では断じて無い。

細かい不満を挙げればキリがないが、特に大きかった不満はいくら道具をアップグレードしても本質的なゲーム体験に変化がないところだった。ただでさえ斧の一振り、スコップのひと堀りで素材が1個しか採れないストレスフルな仕様なので、道具をアップグレードしたら複数個一気に採取出来るなどの特典があってもよかったんじゃないか…と。(道具のアップグレードは採取できる素材の種類が増えるだけ。つまるところ斧だったりスコップを振るう回数は変わらない。)

『自由に遊んで!』とチュートリアルや画面横に出てくるナビで口酸っぱく言われるが、そもそもこのコンテンツに自由度は全くない。

ハウジング家具に関して、現物をひとつだけ持っていればいくらでもコピーして島に設置できるのはとても良いと思った。無人島で出来るハウジングに関してはこのコンテンツで唯一手放しで褒められるべきところだと思う。
ミニオンの放し飼いが出来るところも好き。

VD/ADは割と好きだった。

異聞零式は知らない子です。VD/ADに対しては巷で言われているようなネガティブな感想は抱いてません。むしろ結構好き。VDは動く木人代わりに回しているだけで多少金策にもなるし、ADは異聞アロアロNしか挑戦していないが普通に楽しめた。(噂には異聞六根山や異聞シラディハは非常にストレスフルだと聞くので単にぬるま湯で遊んでいたゆえの感想かもしれないが。)

黄金のレガシーでも続投されると聞いて、正直嬉しかったほど。

『ACT』『FF Logs』について思うこと

個人的にこのふたつは『必要悪』だと思っている。吉田P/Dが言う『公式に自分のDPSが分かるシステムは導入しない、荒れるから』という口上も理解できる。ただ、規約違反をせずに自分がどの程度動けているのかを知ろうとすると『他人がACTで計測した戦闘ログをFF Logsで確認する』以外に方法が無いというのはなんだか“歪”いびつだな…とも感じる。

また、最近はもはやそれってチートツールなのでは…?と思ってしまうような動きをするツールまで出てきていて、ACTが必要悪なのは理解できるが、そういったチートもどきに対抗するためのアンチチートを導入しないのとは別の話では…とも思う。やりたいことやったもんがちなのは青春だけでいい。

最後に

ネガティブな感想が多くなってしまいましたがFF14のことは大好きです。
大好きが故に、粗が見えてきてしまうほど遊びすぎたのかもしれません。


黄金のレガシー(ver7.0)が来て復帰するかどうかは今はまだ分かりません。2024年初頭は良作ゲームが豊作なこともあり、鉄拳8やペルソナ3R、
パルワールドなどで遊んでいるのが今はとても楽しいのでしばらくはお休みする予定です。金策用に育てていた潜水艦が少し惜しくはありますが、それを維持するためだけに月額を払い続けようとは思わないのでこのまま放置しようと思います。
文章を書く、という習慣があまりないため自分の伝えたいことをきちんと記事に落とし込めたのか怪しいところではありますが、どなたかからの共感が得られたらいいな…との気持ちで、大変拙い文章ですが公開させていただきます。

hippo




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