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ファクトフルネス
真実・事実とは??
インターネットやニュースを日々当たり前のように見て常識的に知っているつもりだった世の中のこと。
しかし本書の冒頭にある13個の当たり前に知っているであろう質問に答えられなかった。
常識ってなんだ・・・???
本書を通じ得た気づきは
「人間は知らない回答に対し、よりドラマチックな方を選ぶ傾向がある。
世界は実際より怖く、暴力的で残酷と考えている人が多い。」
これにより偏ったニュースの見方をしていた。
また、世の中は、二択に分けたがるが決して二択で解決できる事はない。
本能的に分断してしまうらしい。
表面だけの数値(平均値)を取り上げない事。
フラットな目線を意識しよう!
個人的に思考を停止させたくないと思っている。
しかし、人は本能としてネガティブに考えるらしい。
大半の人は考えずに感じているだけである。
背景や経緯について考えをめぐらそう。
また、今すぐの行動しよう!判断しよう。今買わないと損!という思いこみも危険。
これも思考停止につながる。一拍おこう!余裕を持とう。今じゃない。
逆に、大事なのは未来の事。未来を変えるにはそれこそ今!
遠い未来のリスクこそすぐ手を打とう!
今すぐ判断しないといけないという雰囲気にやられるな!
物事を判断する上で、
数字を見ないと本質は分からない。数字だけ見ても本質は分からない。
それを改善するために、数字は比べて大小を考えよう。
数字を比較する上で、80・20ルールを用いる。
全体の8割を探す。大きい項目をさがす。と数字を見ていけば違和感に気づきやすい!
直ぐやってみよう!
その他気づきを箇条書きにしてみた。
●周りの人をアホだと思わないように!
もしかしたら、その方法は理にかなった方法かも!!
自分の価値観が全てではない。違う視点で考えられる余裕がほしい。
●知識のアップデートは心がけよう。
テクノロジー、国、社会、文化は日々進化している。
その事を忘れてしまうと取り残されてしまう。
会社で根拠なしに威張り散らしているおじさんみたいに!
●シンプルな意見に共感するし、理解しやすいから好まれる。
それを全てにしてしまうと、大切な論点が見失われがちになるとのこと。
自分の意見と反対意見を探そう!意見、アイデアが深くなるぞ!
●物事が良くない方に進んだ場合、よく犯人探しをしてしまう。
犯人と思い込んでしまうと思考がとまる。改善できない状況だ。
犯人ではなく原因を探そう。
そのミスをした人ではなく、ミスした原因の究明が次につながる。
以上の気づきを忘れず実践しよう。
きっと事実に即した説得力を増した伝える力につながるはずだ。
非常に濃厚な一冊でした。
ひぽぽ
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