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【なぜ勉強しなきゃいけないのか】

学生時代、勉強が嫌すぎて本当に苦痛だった。
社会人6年目が勉強しておけば良かったと思う理由。


私はとにかく勉強が嫌いで、おまけに集中力も無かった。
たまに机に向かっても「勉強しなきゃ。」と「眠たい。」が引き分けして
机の下に丸くなって寝ていた。笑

テスト勉強もそんな調子だから、学年順位は下から数えた方が早くて
「今回もダメだった。」と自己嫌悪。

とんでもない悪循環だったなあ。笑


勉強したくないけど進路はどうするか


いよいよ大学受験。

私は早く社会人になりたかったけど
大学は卒業した方が良いということで進学することに。
(当時は分からなかった贅沢な悩み。)

将来のことは決めきれず
幅広い選択肢が増えそうであることと
ひそかに航空業界に憧れがあったので
短大の英文科に決めた。

そして短大でもやはり勉強はしなかった。
「そのうち学びたくなったら、学べばいいか。」と悟りを開いていた。笑


夢の航空業界へ


航空業界への就職が運良く決まった。
TOEICは基準点より80点も下回っていた。
なんと、【勉強しなくても大丈夫】が立証されてしまったのだ!!

「なーんだ、やっぱり勉強なんて必要なかったじゃーん。」

在職中も、名門大学卒業の同期の秀才ぶりには圧倒されたが「そもそも頭の作り違うし、まあそんなもんだ。」と諦めがついていた。


色々あって、2年で退職。ついに気付き始める。

気付き その1

会社に守られた生活を終え
税金やら保険やらの手続きに追われる。
「私って世の中の事何も知らないんだ。」と気付く。

気付き その2

「生きていくにはお金と政治経済の知識が必要だ!」と
本を読んだり、時事問題のYoutubeを見てみるが
まるで頭に入らないし、そもそも用語を知らない。

気付き その3

「海外に行きたいから、英語を勉強しよう!」と
TOEICの参考書を解いたり、単語を覚えたりしてみるが
点数が伸びない。

そこで思った。「勉強ってどうやるんだあああ!!」

ああ、そういうことか。勉強する理由って

勉強の仕方と世の中の仕組みを知るためだったんだ!


改めて文字にすると恥ずかしくなる。笑
でも、私の中ではやっと腑に落ちた。

もし勉強の仕方を知っていれば
どうしたら覚えやすいとか、どの勉強法が向いてるか分かっているはず。
あらゆるツールを使いこなして、効率的に学ぶことができるはず。
基礎を知っていれば、学びたい分野が見つかった時のスタート地点が違うので、話も理解しやすいだろうし、改めて学び直す時間も必要がない。

つまり、最短で学習できる。

世の中を上手く生きていくには
英語、政治経済、数1と歴史(少なくとも幕末以降かな)は知ってたら良かったなと感じる。(個人の意見。)

今の時代は情報が溢れているので
その気になればいくらでも無料で学ぶことができる。とはいえ、果てしなく気が遠い。
その道を手探りで進む2024年現在の私。笑
しょっちゅう辞めたくなるし、後回しにしてしまう。笑

ただ、学生時代に勉強しないと決めた過去の自分は責めていない。
当時はやる気にならなかったし、メリットも感じなかった。
未来の自分に「もしやる気になったら、その時がんばれ。」とここでも悟っていたから。笑

ここまで読んでくれた学生さんには、今勉強するかしないか、どちらが自身にとって後悔しない選択となるか考えてほしい。
残念ながら、社会人になっても結局勉強からは逃れられない。笑
今から勉強することに慣れておいて、のちの人生をイージーモードにするか
今は勉強したくない素直な気持ちに従って
必要に迫られた時に頑張るか。

苦手な科目も全部を頑張る必要はない、どれか1つでも大丈夫。
未来の自分が勉強したいことが見つかった時のため】に勉強の仕方は習得しておいて損はない。
習得できたかどうかはテストの点数で分かるでしょう。

成績が良くなれば自信がついて、視野と可能性が広がり、見える景色も変わるはず。
そして未来が変わる。

社会人になって思うのは自費を削らずとも
仕事と私生活の合間にわざわざ時間を作らずとも
勉強する環境が整っているということ。
学生時代に散々大人に言い聞かせられた言葉を
まんまと身に染みて感じる。

まあそんなありがたみ、分からなくて当然。
私が今こんな記事を書いてること自体が
当時の私からしたらどうかしてしまっている。笑

「勉強しておけばよかったな。」はあるけど
「勉強しなきゃよかった。」は無いはずだから。

あと、手に入れた知識や経験は思いもしないところで役に立つことがある。どんなにくだらないと思っても無駄にはならない。

その答え合わせはまだまだ先かもしれないけど
「あの時のあれだ。」とニヤニヤするのは嬉しいもの。

ちょっと、頑張ってみる気になった?
素直な気持ちに従ってね。






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