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三宅香帆さん祭り

結論から言うと、この方、小説をみんなの問題解決の1手段と捉える読み方を提唱することで、小説を読むことを推奨している。
なぜならそこにニーズがあるし、目的をハッキリさせるとタイパ重視の現代人に刺さるとの目論見だろう。

こちらが各所で話題でまず読んでみました。
ここでの「本」とはあくまで小説だったと思う。実用書は対象外。
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疲れると本は読めないけど、なぜスマホなら見れるかを解説してるかと思いきや、そうではなかった。好きなら疲れても本読んじゃうのでは?という気がする。本書の題名の付け方がうまかったんだろう。後に紹介する、各本にある、うまい小説の分析しまくってるだけあって、自著にも法則あてはめて、今の人たちの悩みを突くと共感を呼ぶという。

そして、この三宅さん、他にどんな本書いてるの?と気になりまず一冊目。

何で表紙の女子が下着なの〜〜
イラストの作者を調べようにもネットには出てこない(図書館に返してしまって手元にない)なんで装丁の情報が無いのだ、AMAZONよ。
それが気なりまた図書館に予約入れた。
内容は、うまい文章を分析しているが、なるほどってくらいで教室というには敷居が高い。

文芸ヲタクだけあって、まあ良くこんなに読んで分析してるなあと。確かに多読で大量に書評書くのは今まで男性が多かったと思う。女性版目黒考二のような気がしてきた。

今回読んだ中ではこれが一番面白かったかなあ、
三体、私と長女が難しくて読めなかったので期待して読んだが三体についてはサラッとしか触れられておらず。
なぜ小説を読んで欲しいのか、著書の考えが熱く語られており、悩みに寄り添ってくれるからなのか、確かにあえて意味を持たせるならそうかな、と思った。

多作の方のようなので、これからも注目したい。


後日談
一冊目の表紙は
白根ゆたんぽ×井上新八さん
でした。

【三宅香帆デビュー作!】人生を狂わす名著50(ライツ社) https://amzn.asia/d/4sIBpQY

これも読んだ。(まだ途中)
一般的に読書は良いことと思われてるが、やりすぎると頭がおかしくなる要素があると思っていて、それを言語化してくれてる気がする


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