見出し画像

12月の銀杏

今年はいつまでも半そでが仕舞えないと思っていたら
あっという間に寒くなり「身体がついていかんわ…」
と、思ってる人も多いでしょう。
だからこの時期もまだ銀杏がこんなに色付いて葉も落とさずにいます。
なのに今年もあと1月を切りました。
季節からいったら「秋が来てから冬にして~」と思ってるけど
12月という事を考えると、なんか気ぜわしく感じてます。

最近の私は、というと相変わらずバタバタしてるんですが
(好きでやってる感もあり💧)
前回、「人前で話す経験」について書いてみましたが
その時は、そのドキドキ感をただただ吐き出しただけでした。
実はその「月1勉強会」で話したときに、社会福祉士だけでなく
どんな人も「学び続けた方が良い」とお伝えしました。
実はこれは私が常日頃から言ってる言葉なんですが、
知らないことは悪いことではないが、自分や周りの人に不利益がある
子ども達には特にそう言ってます。
自分が子どもだった時や私の子どもからも
「何でこんな勉強せないけんの」という疑問や反発。
それに対して伝えてること(私なりの答え)は
「勉強はしたくなかったらせんでもいい。
でも、自分の将来の選択肢が狭まるよね」
「高校受験の時に選べる学校が偏差値で少なくなる。
大学もそう。学生と名がつく間は、偏差値がモノサシだから仕方ないんよ」
「それが嫌だったら日本の教育システムを変える立場にならんといかん」
「でも、将来のためだけに勉強するのもキツイ。
だから幾つになっても勉強はできる。ママがそうやんね」と。
結局、子どもには勉強をしたらいいのか、しなくてもいいのか
よく分からん事を話して、
最後は「その事を理解して自分で決めたらいいよ」と伝えてます。

じゃ、私は何を勉強したのか。
私は、今から約12年前に「社会福祉士」を目指しました。
そう、目指しただけ。
その時は三女が生れて間がなく、仕事もしてませんでしたし
なんなら、一番苦手な専業主婦でした。
そこから離婚、引っ越し、無職の時期を経て
出産前からやってた障がい福祉業界に戻ってきました。
障がいだけに限らず、人材不足で福祉業界は就職のハードルが低いんです。
それでも現場から離れてた専業主婦で幼児+小学生+中学生を抱えた
ひとり親には、面接に辿り着くまでに両手両足では足りないほどの
履歴書を送り、お祈り文(不採用通知💧)が返ってきました。
そんな中、昔の同僚が独立している事業所に滑り込み、
そこで意気投合した先輩に育ててもらい
収入UPのために何度か転職。
その中の一つの社会福祉法人では
理事長と対峙して経営を正そうと奮闘し、
パワハラと業務量の多さにバーンアウト。
そのバーンアウトしそうな時に
「社会福祉士になる」が再びやってきたんです。
今から約3年前に。
そこから受験資格を取得するための
通信制養成校に入校し(ここでも素晴らしい出会いがありました)
卒業した年度の初試験が…不合格
翌年にリベンジ
長女と一緒に受験!二人一緒の合格を予定!
・・・ここでも不合格
今年!今までのカリキュラムでの受験最後の年!
何としても受かりたい!受からなくても受かるまで続ける!
そう決めて受験したころ…やっと合格☆(^^)Y

「社会福祉士」は名称独占であって、業務独占ではありません。
なので、色んな方がソーシャルワーク(相談支援)出来るし
「社会福祉士」だから偉いってこともありません。
私の場合でいえば、完全に自己満です!
でもそのために学んだことが、やっぱり実践で活かせてるし
知識、学んだ結果としての資格だと
誰が見ても分かる(知ってる人には)ものだと思ってます。

福祉制度やサービス、私が知らないことももちろんあります。
そして、これからも毎年ちょっとずつ変わっていくんでしょう。
時々、大きく法改正なんかもあるかも知れません。
その時々に、この資格に胡坐をかくんじゃなくて
知りたいと興味を持って「知る」楽しみをずっと楽しみ続けたい。
そう感じて、今日も研修に申し込みをしてます。
頭でっかちにならないよう意識しながら。

去年の今頃を思い出し、ちょっと色々書き連ねてみたくなりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨

いいなと思ったら応援しよう!