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1%の改善が生み出す大きな可能性

【Level32】
こんにちは、経営理念と経営計画で中小企業をサポートする税理士の菅谷(すがや)です。

最近は社員やクライアントの店長向けに、勉強会やセミナーを開催する機会が増えました。本日も店長の皆さんに集まっていただき、「売上」「限界利益」「経費」の3つのポイントをどれだけ改善できるか、そしてそれが利益にどう直結するのかを体験してもらいました。

特に印象的だったのは、各項目をわずか1%ずつ改善していくだけで、想像以上に大きな成果が生まれることです。数字に強くない方でも、自分の店舗の業績がテーマになると真剣に考えてくれます。少し改善するだけでも「これだけ差が出るんだ」と実感すると、次にどんなアクションを取るべきかが自然と見えてくるんですよね。

実際に、「PLAN→DO→CHECK→ACTION」というPDCAサイクルを店舗単位で回してみると、会社全体の利益がぐんと伸びるイメージが湧いてきます。たとえば2年目には生産性アップに注力して、3年目には店長が自由な采配でもしっかり利益が出る仕組みを作る――そんな青写真を描くだけでも、未来が明るく感じられます。

ただ、ここで忘れてはいけないのが「会計の正確さ」。各店舗の現状を分析できるのは、会計データがしっかり整備されているからこそ。幸い、クライアントの経理担当は非常に優秀で、翌月5日には数字が確認できるようになっています。早期に売上・利益・経費の動きを把握できると、店長も経営者もスピーディーに意思決定ができますし、社員が自分の判断で動いても大きくブレることがありません。

明日は税理士事務所の職員さん向けにセミナーを行う予定です。
税務・会計のシステムをフル活用すると、どれだけ時間短縮ができて正確な業務ができるか体感してもらう予定です。そこにAIの活用事例や経営者に響く内容の伝え方を伝授しようと思います。頑張ります!

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