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雪像の最期

さっぽろ雪まつりも終わり、雪像はどうなったか。

当然雪像は雪まつりが終わると速やかに壊される。

雪像制作の課程をまず書かないとね。

まず雪輸送と呼ばれる雪を採雪するのに山奥から会場まで運び入れる。

雪は街中にもあるがキレイな雪をわざわざ輸送して来るのだ。

自衛隊も協力している。

大雪像1基で、約600台分の運搬を行うのだ。

その後、足場を組み、運搬された雪を、大型重機を使って積み上げて行く。

積み上げが完了すると、雪の結着を安定させるために寝かせる。

寝かせが終わると、粗削りを行う。

その後細部の制作にとりかかる。

夜間作業をしながら緻密に仕上げて行く。

完成したらしたで、雪まつり期間中に雪が降れば除雪、暖かくなり雪像が溶けたら修復する。

それも自衛隊の仕事。

メンテナンスは大事だ。

そして雪まつりが終わると、壊されて終わり。

儚いものだね。

雪まつりが終われば自衛隊は冬季の演習へ邁進する。


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戦車兵
チップありがとうございます!!無理なさらず御覧頂けたら幸いです。