【マーケ大学院生が解説】自己決定理論:Duolingoで学ぶ人間の行動心理
みなさん、こんにちは!今日は、大学院で学んでいるマーケティング理論の中から、「自己決定理論」についてお話しします。難しそう…って思った方、心配しないでください!身近なアプリを例に挙げて、超わかりやすく解説します!
自己決定理論って何?
まず、自己決定理論(英語でSelf-Determination Theory、略してSDT)について簡単に説明します。これは、人間が行動を起こすために必要な3つの心理的ニーズを明らかにした理論なんです。
その3つとは…
自律性 (Autonomy)
有能感 (Competence)
関連性 (Relatedness)
…ですが、まだピンとこないですよね?そこで、みなさんもよく知っている言語学習アプリ「Duolingo(デュオリンゴ)」を例に、詳しく見ていきましょう!
Duolingoで学ぶ自己決定理論
1. 自律性:「自分で決められる」って最高!
Duolingoでは、学習する言語や1日の目標を自分で設定できます。「今日は韓国語を15分勉強しよう」「明日はスペイン語にチャレンジしてみようかな」など、自分でコントロールできる感覚があります。
「毎日5km走れ」って友達に言われても、やる気出ないですよね。
でも、「自分自身で毎日、5km走ろう!」って決めた方が、なんだかやる気が湧いてきません?
2. 有能感:「できた!」の喜び
Duolingoでは、世界中のユーザーとポイントを競い合うことのできるリーグシステムがあります。このリーグで相手に勝ったりすることで、有能感を味わうことが出来ます。
SNSで料理の写真を投稿して「すごい!おいしそう!」ってコメントもらえると嬉しくなって、もっと料理したくなりますよね。それと同じ原理なんです。
3. 関連性:「仲間がいる」って心強い
Duolingoでは、フレンドと進捗を共有したり、リーダーボードで競い合えたりします。「友達もがんばってる!」「あ、あの人に追いつかれそう!」なんて思うと、もっと頑張りたくなりますよね。
これって、「1人でジム通い、三日坊主…」だったのが、友達と「一緒にダイエットがんばろう!」って約束したら半年も続いちゃった、みたいな経験ありませんか?それと同じなんです。
なぜDuolingoにハマるのか?
Duolingoが多くの人に愛用されている理由、わかりましたか?
自分で言語や目標を選べる(自律性)
小さな達成感の積み重ねがある(有能感)
友達と一緒に頑張れる(関連性)
この3つがバランスよく組み込まれているから、ついつい「明日もレッスン頑張ろう!」ってなっちゃうんですね。
まとめ
自己決定理論、難しそうに見えて、実は私たちの日常にあふれていますよね。Duolingoのような人気アプリも、この理論をうまく活用しているんです。
みなさんも、日常生活で「あ、これって自己決定理論だ!」って場面に気づいたら、ぜひコメントで教えてくださいね!
IKEA Effectと自己決定理論
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