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私と宝塚歌劇 ①【涼風真世】

京都に移住してきてそろそろ丸3年になります。

縁もゆかりも無い京都を選んだ理由は以前のnoteに少し書きました。

でもそれだけじゃない何かがあったことに毎日何気なく歩いていた京都の地下道で気が付きました。

🔶阪急&宝塚歌劇団

地下道に宝塚歌劇のポスター!
烏丸から阪急に乗れるのはすごく便利!
梅田、三宮、宝塚♪
憧れの色
阪急マルーン←知らなかったケド


実は宝塚歌劇に夢中だった頃があったんです。

きっかけは…

🔻20世紀最後のベルばら

完璧なオスカル様💕


週刊マーガレットで「ベルサイユのばら」が連載されていた頃小学4、5年生だったんですが当時の私には刺さらずスルーしていました。
1974年に宝塚歌劇団で「ベルサイユのばら」が長谷川一夫さんの演出で初演されました。
NHKが中継していたのを偶然友達の家で遊んでいた時に見たのですが榛名由梨さん演じるオスカルがあまりに原作からかけ離れていたので「ベルばら」だけじゃなく宝塚歌劇そのものに嫌悪感を持ってしまいました。(とんでもなく失礼なことを言っております)
今、冷静に考えるとめっちゃ「不幸な出会い」でした…。


🔻VISA誌のインタビュー記事

1974年の「ベルばら」以降、全く宝塚歌劇には触れずに過ごしていました。
あ…中学1年の時にクラスに「ツレちゃん、ツレちゃん」とうるさいコがひとりいた位でした。
ちなみに…「ツレちゃん」とは「ベルばら」でフェルゼンを演じた鳳蘭さんの愛称でした。

それが…ある日突然出会ってしまうのでした。

そんなんばっかりの人生ですから。

1991年の春(私28歳)、当時所有していたVISAカードの有料情報誌のお試しキャンペーンに申込み、その後数ヶ月の間無料で読んでいました。

ソコにアノ人が…!!

ヤフオクよりお借りしました

宝塚歌劇団のフェアリー、涼風真世サン😍 
宝塚歌劇団=厚化粧の男装集団、みたいに思っていた私の目からウロコが落ちた瞬間でした!!
めっちゃナチュラル、本当にフェアリー💕
そしてそのフェアリー涼風真世がオスカルを演じると言う紹介記事でした。
「原作を200回読みました!」とか語っていたのも懐かしい😂
もう、涼風真世がオスカルか、オスカルが涼風真世かって位、ぴったり!!

TAKARAZUKA SKY STAGEより


さらにVISAカード貸切公演なる物の存在も知り即応募!
運良く当選し私の宝塚歌劇時代(?)が幕を開けました。

初宝塚歌劇鑑賞は東京でした。
銀橋からかなり近い席で涼風オスカル&天海アンドレをたっぷり堪能しました。
あまり乗り気じゃなかった母を誘って行ったのですが良い席のおかげで夢中になって楽しんでくれました。

初観劇以降もVISA(その後VISA誌が無料で届くゴールドカードに切り替えました)の貸切公演で各組を観るようになりました。

1991年(平成3年)って私が公務員を辞めた年なんです。
涼風真世サンとの出会いがあと数ヶ月早かったら公務員を続けていたと思う。
仕事にやりがいを見いだせなくても観劇のためって割り切って続けられた…んじゃないかと…。
まぁ、所詮たら・ればですが…🤣

🔻PUCK(パック)

ラクマよりお借りしました
PUCK😄

シェークスピア「真夏の夜の夢」を元にした「PUCK」のPUCKはフェアリー涼風の超ハマり役!
なんてったって妖精!!
松任谷由実作詞作曲の曲も素敵でした♪

私的後日談ですが、耳の大きなワンコ(パヒヨン♀)にPUCKと名付けました😆

昔むかしPHSのカメラで写したPUCKちゃん💕

🔻グランドホテル

宝塚歌劇公式より
涼風真世サヨナラ公演
「グランドホテル」

1991年に初観劇してからあっと言う間に涼風サンのサヨナラ公演。
ちょっとこの状況についていけなかったですね…当時は。
1993年7月の東京公演は3回(うち1回は立ち見)観て千秋楽の日はチケット取れずに劇場の外でうっすら聞こえて来る音を聴きながら涙していました😿

劇場を去る涼風サンを見送って宝塚歌劇生活も終わりかと思ったのですが………。


−つづく−


ごきげんよう🤗

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