FORMSTARSのプレイ人口が激減?!その理由とは
こんにちは。
スクウェア・エニックス社の新作タイトル【FORMSTARS】をご存じでしょうか?三人称視点のゲームで泡を使った見た目も楽しいゲームです。
今回考察していきたいのはプレイ人口が発売当初より激減してしまっているという噂…何故そうなってしまったのかを考えていきましょう。
強気な価格設定
発売と同時にPlaystation Plusに加入していれば無料でプレイすることができ話題になりました。原則オンライン対戦を楽しもうとするユーザーにとってはPlaystation Plusへの加入は必須となっている為ほとんどの人が触れる機会を得ることができたのです。
サービス開始当初にいわれたことが
「スキンの値段が高すぎる!」「6千円以上のセット!?」
といった強気な価格設定に驚きを隠せないユーザーの声でした。
本体自体の価格は約4,000円でしたがスペシャルセットよばれるキャラのスキン・武器・ボード等のセットが6,490円という例を見ない高価なものでした。
キャラスキンだけでも単体で1,650円と中々のお値段…。
魅力的なキャラクター達がいるのですがゲーム内専用通貨といった手段もない為に他のタイトルよりも敷居が高くなってしまっています。
(他タイトルではプレイしているだけでスキンなどを購入できる通貨を取得でき、課金しなくとも購入が可能なケースもある)
現在はフルプライスに戻っておりプラットフォームもPS4/5限定のために新規プレイヤーの参入は難しくなってしまっています。
選べるキャラクターの少なさ
FORMSTARSでは各種特徴のもつキャラを対戦画面で選ぶことができます。
当初実装されたのは8名のキャラクター。4対4の対戦形式で楽しむことができるのですが同じキャラを選択することはできません。
お気に入りのキャラで遊びたい!と思っても早い者勝ちな為に取られてしまうと別のキャラを選択するほかありません。
じゃあ二番目のお気に入りを…と思ってもそちらも取られてしまった場合は中々困ってしまいますよね。そのような経緯があり、いかに早くキャラを奪取するかの戦いからはじまるわけですが思い通りにいかないと対戦ロビー画面で接続を切断してしまうプレイヤーも出てきてしまいました。
これは後述する問題にも繋がってくるのですがそうなれば長いロードの後に再度マッチングを待機しなければならず不満が続出しました。
他プレイヤーとの交流の手段がほぼない
スプラトゥーンではロビーで気軽に他のプレイヤーと交流をすることが可能でしたがFORMSTARSには基本的にフレンド以外と接する機会がありませんでした。
おしゃれなロビーを自分なりにカスタマイズして楽しむことはできるのですが、せっかく購入したスキンを披露したりエモートで楽しんだりとすることができないために一人寂しく待機するという結果に。
対戦前の短いロビー待機期間でしか披露する場所がないので500円以上のエモートを購入する人もほとんどいませんでした。
やはり人に見てほしいものですからそういった部分での不満も多かったと思われます。
待機中にすることがない
マッチング待機中にできることはとても限られてしまっています。
他の対戦ゲームであれば自動で動いてくれたりするBOT撃ちとよばれる練習ができたり出来るのですがFORMSTARSにはそのようなシステムが現状ありません。
バブルジェムとよばれるガチャ方式で装備を強化する育成要素がありますが残念ながらマッチング申請中にはすることはできません。何回かガチャを回すとセーブデータ保存の為に15分のクールタイムがあるのも残念な点です。
フレンドがいればロビーに招待して一緒にバブルを撃ち合ったりスキルのテストなどが出来るのですがソロプレイヤーの場合はロビーをカスタイマイズする程度のことしかありません。
ランクマッチへの不満と放置・切断問題
FORMSTARSのランクマッチはランクポイント(以降RPとします)を稼いで昇格戦に挑み勝利すると上の階級になれる仕組みとなっています。
必要なRPは階級で異なりますが、上の階級になるほど必要なポイントは増加していきます。5回対戦を行いその勝敗の結果で最終的な獲得ポイントが決定されます。その中でも3回勝利する事が重要になってきます。
最初3勝したとします。その後2戦あるわけですが、その時点で昇格の為のRPは確定しているわけです。なので次から敗北したとしても昇格には影響を及ぼさないんですね。
逆にいえば、最初の2戦で敗北した場合は絶対に負けられないわけですからもし3戦目落としたら以降をまじめにプレイする気力が失われてしまうというわけです。となれば放置してさっさと終わらせたいというプレイヤーがでてきてしまい、まじめに頑張りたい人にとっては最悪ですよね。
また対戦画面のロビーにて自分のやりたいキャラが既に選択されていた場合や一緒に組みたくないキャラが選択されていた場合に接続を切断するプレイヤーが相次ぎました。
特にメルティやトニックといった遠距離サポート系キャラが速攻で選択された場合は自身が積極的に前に出るキャラを選択しなければ勝利が難しくなってしまうため、毛嫌いをする人も多かったようです。
対戦中に明らかに敵との力量の差が明確だった場合は放置、もしくは切断をしてしまうケースもとても多かったのです。
これは切断行為に対して接続の一時禁止といったペナルティが存在しなかったため横行していたようです。戦闘結果が敗北とはなるものの、どうせ負けていたんだからいいだろうという思考の人も多かったように思います。
それに巻き込まれた人が「こんなゲームやってられない!」と怒ってプレイするのをやめてしまう人がSNSなどでも見られました。
運営としては対処を検討しているとの事でしたが中々実施されていないために人が離れてしまった原因のひとつかもしれません。
総括
いかがでしたでしょうか。
人が離れてしまう原因がいくつか挙げさせていただきましたが、
「楽しいんだからもっと人が増えてほしい!」といった今後に期待する声もSNSで挙がっています。
私自身もキャラのデザインやノリノリなBGM、ゲーム性が気に入っていますのでより多くのひとに触れて遊んでくれることを願っています。
お気に入りのキャラクターはエンダーです。
今回はここまで。また次回お会いしましょう。
読んでいただきありがとうござました。