相対性理論的に

相対性理論で有名なアインシュタインは次のように述べている。

時間と空間の刻みは絶対的ではなく、観測者により異なり相対的です。

論文「運動している物体の電気力」(1905)

さらに分かりやすく?例えて言うならば以下のようなことらしい。

熱いストーブに1分間手を載せてみてください。まるで1時間ぐらいに感じられるでしょう。ところがかわいい女の子といっしょに1時間座っていても、1分間ぐらいにしか感じられません。それが、相対性というものです。

ジェリー・メイヤー、ジョン・P・ホームズ編『アインシュタイン150の言葉』」(ディスカヴァー21編集部訳)ディスカヴァー21(1997)


絶対大丈夫だという根拠が無いと
動きたくないと思って生きてきた
幼いころから植え付けられた感覚
失敗はひどく恐ろしいものだった

絶対的に0か1かで言うとしたら
現状維持で動かないリスクよりも
ひとつ動かしてみるリスクのほう
日常生活でうけるストレスよりも
新しい環境によるストレスのほう

相対的に見れば
総合的に言えば
そうなるかなと

それは絶対的じゃなくて
相対的だよねと思いつつ
目の周りはいつの間にか
涙でびしゃびしゃだった

久々にある質問を投げかけてみると
結構大変なことがたくさんあるけど
それを上回る楽しさとかがあるから
どうにか続けていけるって感じです
満面の笑顔だけれど綺麗事ではない
信ぴょう性のありそうな意見だった

絶対的確信は持てなかった
でもそんなものないほうが
失敗したときのダメージは
小さめになるかもしれない

確実なものを求めてしまいがちだけれど
「絶対」より「相対」をとるときもある

易しい相対性理論の本とかを
読んでみたくなった日だった


参考文献:
「今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい相対性理論の本」山﨑耕造(2020)日刊工業新聞社
「『超』入門 相対性理論 アインシュタインは何を考えたのか」福江純(2019)講談社