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胸の高鳴りは消えたけど、BUMP OF CHICKENが好きなんだな

ある日、いつものようにDJの落合健太郎さんの『ROCK KIDS 802』という番組を聴いていた。
その中で、バンプのライヴチケットの抽選応募が行われた。
これまで応募したことは一度もなかったが、この時は外れてもいいから応募してみようと思った。
翌日も同局の別の番組で抽選応募があり、応募をしてみた。
数日後の当選発表日、当落を確認してみると、な、な、なんと落合健太郎さんの番組で当選をしていた。
この事実を目の当たりにし、嬉しいはずなのに、なぜか以前のように胸は高まらなかった。
理由の追及はしないが、最後に行った2019年からのこの5年、色々とあったな。
けれども、いついかなる時も私にとって大切なバンドであることには違いがない。

セットリストの下調べは行う。
グッズも購入できたらいいな。

胸の高鳴りはないけれども、確実に泣くんだろうなと思う。
「レム」「車輪の唄」、この2曲は同じ日に、1日で作られた曲らしい。
20年前の4枚目のアルバム『ユグトラシル』に収録されている。
藤原氏は暗い曲と軽やかな曲と表現し、特にレムはバンドでどうやって演奏しようか頭を悩ませた結果、アコギだけで演奏したそうだ。
車輪の唄は何度かライヴで聴いたことがあるため、今回はレムを生で聴けることが楽しみだな。
最新アルバムの『Iris』からは、「木漏れ日と一緒に」が楽しみである。

藤原氏の歌詞は、人の脆さや弱く暗い部分を繊細に表現してあり共感する。暗い表現は表裏一体で、曲を繰り返し聴く中でオブラートに包まれやがて希望へと変化し、いつの間にか励まされている。
人が生きていることを実感する(心臓、鼓動、脈、呼吸、熱、痛みなど)表現の歌詞にも、はっとさせられる。

バンプの曲の数々は、私が生きる上で欠くことが出来ず、今も道しるべとなっている。


2024/09/19





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