投票率向上、意識改革では限界がきている
芸能人や著名人がこれほどに投票を呼びかけてもまさかの投票率は低下した。
これまでに1番盛り上がった選挙なのではとどこかで思っていたが勘違いだったようだ。
そもそも投票率が1/2を切っているのに、「国会議員の2/3以上の賛成が必要」なんていうのはもはや成り立っていないだろうとすら感じる。
1/2*2/3=日本の1/3のみの賛成となるわけ・・・
まぁ「沈黙は是なり」みたいな言葉もあるので一概には言えないが
今回は選挙や投票に関する記事や取り組みが多く出回った
投票することで得点を受けられる文化も広まってきたと感じる
私としてはどのサイトも記事も楽しませてもらい、投票先の選定に大いに参考にした。
しかしこんなに情報は出回っていても投票率は下落した。
想定される「投票率が低い」理由は以下だった。
・投票率が低いのは、自分の一票が無駄になるからと考えている
・投票率が低いのは、どこに投票したらいいかわからないから
・投票に行かなくても良いという文化
・めんどくさくて投票に行かない
それらの解消のために各方面で様々な取り組みがあったわけだが、(投票がめんどくさい方法しか許されていないのは問題だがここはいろいろあるので今回は割愛)もしかしたら手段が違うのかもしれないと考えた。
基本的な投票率向上対策は以下
①政治や政策をわかりやすく説明したら興味を持って投票するだろう→資料をネットにアップ
②投票するベネフィットをつけたら投票するだろう
もちろんこれらで投票に動いた数を少なからずあるだろう。
しかし全体としては投票率は下落した。(ネットの情報にリーチできない層も大きいのかもしれないと感じた)
私は、投票率の向上に「意識改革」は限界がきていると感じている。
これからは「構造改革」をするべきだと。
私の提案する投票率向上の手段の第一弾は以下(別noteでも言及済)
①投票日を平日にしたうえで、企業や学校など組織に「投票時間」を設定させ、従業員、学生に投票させる(強制ではないが、全員参加の時間を制定することで同調圧力を発生させる)
②ネット投票を可能にし、上記「投票時間」に投票してもらう
なお意識改革も諦めているわけではなく、力を入れるべきは若いうちからの教育に尽きると考えている(投票に限らず)。
そのためPOTATOの古井さんも主張しているが「主権者教育」を特に高校生あたりから力を入れたいと考えている。
投票率向上に予算もつけるべきだろう。もちろんクラファンで行ってもいい。しかしたかまつななさんが既に政治に関するクラファンを行っているが注目度は高くないことから、国民に興味がないことがうかがえる。
日本は全体的に「義務の遂行」ばかり重視していて「権利の行使」は軽視されがりである。
引き続き、投票率の向上について意識・構造両面から検討していきたい。一般庶民代表として。