御題小謡(ぎょだいこうたい)「友」を謡ってみた!
毎年、檜書店では宮内庁の歌会始(うたかいはじめ。今年は1月18日に行われました)のお題に合わせて、御題小謡を作成しています。
これは、文化人に作詞を依頼し、節付を観世宗家がなさるものですが、記録でたどる限り、昭和初期から80年以上続いています。
過去の記事はこちら。
また、これまでの御題小謡リストも作成しましたので、ご参照ください。
皆さんの生まれた年の御題小謡は何だったでしょうか?
さて、今年のお題は「友」で、作詞を法政大学能楽研究所所長の山中玲子先生にお願いしました。
山中玲子先生に、作詞にあたっての思いをうかがいました。
今回、作詞者の山中玲子先生はじめ能楽研究所有志の先生方と、檜書店の有志の計10名で、御題小謡「友」を謡ってみました。
※注意:こちらの連吟はあくまで素人によるものです。「謡ってみた!」は皆さんにどんどん実践していただきたいのですが、YouTubeの音声はお手本になさらないようお願いいたします。
能楽研究所の先生方にはお忙しいなか、お集まりいただき本当にありがとうございました!
来年令和6年のお題は「和」に決まりました。
歌会始の詠進要領 - 宮内庁 (kunaicho.go.jp)
来年はどのような小謡になるのかどうぞご期待ください。