ブックライターはゴーストライター
※追々々々々々々々々々々記あり
日曜日は天狼院のファナティック読書会に行ってきた。写真はそこで取り上げた書籍の数々です。
今回は天狼院で買った本特集!
ちなみに私は「場面設定類語辞典」を紹介しました。
※追々々々々々々々々々記:ちなみに私が一番最初に調べた言葉は「墓地」でした。
※追々々々々々々々々々々記:墓地を調べた結果できた作品は後に電子書籍になるんだけど、コーナーがなくなったので、今は読めない。いずれここで掲載するかも~。BLだけどね。
※追記:シナリオライターをしている職業柄、このシリーズはもっと欲しい。これとかね。
※追々々々々記:あと官能小説系の辞典も欲しい!以下の書籍だったかは覚えてないけど、「あふ~ん、死んじゃう」って帯がついてるのがあって、爆笑した覚えがある。
※追々々々々々々々記:ちょうど紅の豚放送直後だったので、ハウルからジブリ話でも盛り上がって、ジブリ本もあるんですよ。
スタッフの人が紹介したのが「なぜ小さなコスメ店が大型ドラッグストアに逆襲できたのか?」です。
そのタイトルを見て、「54字の物語」を紹介されてた方が、
※追々々々々々々記:小中学校の司書さんが、子どもたちに大人気と言ってました
「そのタイトルって、天狼院のライティングゼミで、よくみんながつけるタイトルに似てる」
と言います。
これが鋭い指摘なんですよ!
だって、この本のブックライターは、店主の三浦さんだと後でスタッフの方が言ったから。そしてライティングゼミは三浦さんが指導してるから。それを見抜くとは、お見事!私は気づかなかった。
「ブックライターって何?」
と、その方が聞きます。
「いわば昔のゴーストライターですよ」
と、私が答えます。
で、帰ってから、実際はどうなってるんだろうとウィキペディアを調べてみました。
そこで、昔のゴーストライターがブックライターと呼ばれる経緯の裁判記録などが出てきた。
そういう経緯があったんだ。
昔、本屋さんで本を書いて年収一千万円を超えるには、ゴーストライターがいいよって内容のを見たことがある。
※追々々記:かなり昔なので、今は書く仕事ならゲームのシナリオライターの収入がかなり上にくるだろうなあ。私じゃないよ。東京のシナリオライターさんは月収百万が普通って聞いたからだよ!
いまでもブックライターの仕事は、普通の書籍よりも実入りがいいことも聞く。ブックライターの養成講座とかも、目にすることが多くなった。ボルテージさんの書籍を書いた人に会ったことがあるけど、そういう講座してた。
※追々記:上坂徹さんだ!
※追々々々記:上坂さんと会ったのは編集とか出版社とライターとの交流会で。今度もあるみたい。これ見て、気づいたけど、この前アラブの話のときにテレビに出てた鷹島屋さんも、このとき、やっぱり会ってるんだ。
※追々々々々々々々々記:今回中止みたいですね。
「なぜ小さな~」の本はストーリー仕立てのビジネス書という感じだ。三浦さんは小説家志望の人だから、ビジネス書よりも小説風な方が書きたいのかなあと思う。
以前、朝活ブームのときに美咲栄一郎さんのトークの中で、やっぱり小説が書きたくて、小説風のビジネス書を出したというのを聞いたことがある。
小説風のビジネス書と、ビジネス書らしいビジネス書とどっちが売れるんだろう?
私は商業用(この意味は自治体の書籍とか社史とかね)の漫画シナリオを作る会社にいて、マルショクという九州のスーパーの会社の立ち上げ物語を漫画にする仕事に携わったことがある。
※追々々々々々記:マルショク
これはビジネス書というよりは、社史よりだけど、やっぱり漫画にすると話が頭に入りやすかった。ビジネス書も小説仕立てよりは、漫画の方が私は入りやすいなあという漫画脳の持ち主だ。
三浦さんは「殺し屋のマーケティング」でマーケティングの小説も書いているけれど、これは小説に分類されるらしい。
で、ちょうど土曜日の「王様のブランチ」で「破天荒フェニックス」の特集があった。
ここで、著者の田中さんは小説家として紹介されている。
この本自体が一代記っぽくって、ビジネス書としても読めるけど、小説よりなんだろうなあと思う。読んだことないけどね。
たまたま、今回の読書会で「ハウルの動く城」を紹介した人は、
ずっと社長の一代記を編集していたそうだ。それはビジネス書というよりは自伝?でも、ビジネス書にもとれるかもしれないなあ。
さて、昨日、こんな記事が流れてきた。
記事の中で、そのものズバリ
「一時期流行った「なぜAはBなのか」というタイトルの本が、いまではきれいに姿を消してしまったと指摘」
と出てくる。
タイトルにも流行り廃りがあるんだよねえ。