ポペイン最後の日
※追々記あり
本当はポンペイですよ。でも小学校の頃の教室内文庫に置かれてあったこの本はポンペイのところがおかしな組(四角の四つ割りに字)だったので、ずっとポペインと呼んでいた。
以来、ずっと火山が好き!
まして九州住まいですと、雲仙普賢岳の噴火を間近で感じてますからね。
当時、NHKは放送を終えるとずっと、普賢岳の山頂をリアルタイムで映してました。その画面つけっぱなだったなあ。
今も動画を探すとあるけれど、当時火砕流に巻き込まれて黒焦げになった消防団が何人も歩いてきて、熱いと言いながら倒れるニュース映像見たんですよ。
体育館にたくさんの火傷した人が運ばれる生々しい様子も夕方の地方ニュースでたくさん見ました。
私がパートしてた時代の直の上司は当時雲仙担当で、火山灰の降る中、客先に向かったそうです。
結婚式であいさつもした友達の旦那さんはNHKのカメラマンで当時雲仙担当。やっぱり火山灰の降る中仕事してた。
「島原大変肥後迷惑」が現代に!って感じです。(これって九州でしか習わないのかな?)
※追記:これね
雲仙普賢岳と大火砕流は、小学校の頃に読んだ「ポペイン最後の日」思い出し、戦慄しました。
だから、その後石黒耀さんの「死都日本」が出たときは、舐めるように繰り返し読みふけりましたよ。
※追々記:石黒耀は黒曜石のアナグラムね
日本神話とからめているところがイイ!
日本だけじゃなくて、世界の神様の起源が火山にあるんじゃというのがイイ!!
わたしゃ、そう信じてる。
天岩戸隠れだって、火山の冬説を取るよ!
ビブリオバトルで、これを紹介してチャンプになったこともある。
だから、2013年に開催された、ツイッターで死都日本を実況しようはわくわくしてみてた。これは本の中の時系列にそって、同じ日に何が起こったかを呟いてくれるってやつ。
興奮した――!!
でも、まさかそのわずか一年後にリアルに、それを目にするとは思わなかった。
2014年9月27日、御嶽山の噴火ですよ。
私はツイッターに火山学者のリストを持っているんです。
そのせいか、昼のかなり早い段階で一報を知った。
テレビも何も言わない状態のときから、噴火したこと、逃げ遅れ、小屋に避難して降りられない人がいること。
それらのことがツイッターで、どんどん入ってきてた。
火砕流が発生してることも、早くから火山学者さんが指摘してる。
ようやくテレビが報道を始めてからも、普賢岳のことを思い出しながら、ひやりひやりと見ていました。
まったく火山はいつ噴火するかわからない。
「死都日本」では、破局的噴火という言葉を覚えた。
阿蘇山も桜島も富士山も火山としては甘い。
だって形が残っているから――。
本当にやばいやつは山体が吹き飛んでカルデラになってる。
そしてやばいカルデラは宮崎と鹿児島にかけて、いっぱいある。
九州は破局的噴火で何度も壊滅してきているのだ。恐ろしい噴火の灰は四国にも体積してる。
だらか神武は東征した説を私は取っている。
ちなみに大分福岡には大きな木の伝説がある。それが地名の由来になった話を小さい頃から聞かされてきた。大分にその大木はあったそうだ。
たとえば鳥栖。これは鳥の巣が元で、その大きな木が倒れて鳥の巣が落ちたところ。
久留米は「ここまではくるめえ」と思ったら、大きな木が倒れてきたって由来だ、とか。
私、これって火山噴火じゃないかと思ったのよ。
だって、木のもくもくって、火山噴火のモクモクに似てるでしょ。
さて、先日書いたこの記事。
この中で福岡市の事業で書籍を出してもらった話をしたけど
上の本の中で書いた話に、その説を出しているのでした。
で、なんで急に火山の話をしたかというと、今朝、ツイッターにこの記事が流れてきたからなのさ。
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