ひとりノベルジャムをやろうとしてた
ノベルジャム著者枠参加への道のりその3
編集への役割変えの打診を受けても断った私はノベルジャム参加というチケットさえも失う。
これがせめて関東在住だったら、フェローでもフィクサーでも編集でも出ていただろう。が、福岡からは5,6万はかかる。
それにこの時期、星占いに言われていたのだ。
「このタイミングで別れるものがあれば、それはあなたのリソースを食いつぶすものなので、離れた方がいいものです」と。
ちなみに「しいたけ占い」さんでも牡羊座はこう書かれてある。
私はあまり金額の多寡は問わないところがある。メンタルを重視するために、自分が損をするにしても気持ちを寄せたところを優先させるのだ。
ところが、そうやって気持ちを寄せたところから、逆に捨てられることがある。
以前、とても単価は安いけれど、社長の気持ちがいいから、他の単価の高い仕事を断ってでも、そこを優先させようと思っていたクライアント先があった。けれど、急に言いがかりをつけられ、そちらとの縁を切られてしまう。
でも、おかげで新しい仕事の単価の高い仕事を入れられるようになった。
そういうことって、たまにある。
そうやって空いた時間に急にまったく別の仕事が入り、それが次の流行の先端になっていくことを繰り返してきた人生だった。コンシューマからアプリになったときもそうだったし、ただのアプリからソーシャルゲームになったときもそうだった。(それぞれ全国1位を獲った作品にメインで携わった)
離婚したときもそうだ。
情が寄ってるから、損をしても頑張るとき、相手方の手ひどい裏切りで、強制的なカットアウトをくらうことがある。
それでも私は生来、落ち込んでいるよりも、荒んでいるよりも、顔をあげて歩き続けることを優先させる気質だ。
大好きな中島みゆきの歌に「走り続けていなければ倒れちまう自転車みたいな命転がして」というのがあるが、そんな感じ~。多分前世マグロ。
ノベルジャムの何がいいって、創作だけに集中できる環境に身をおける贅沢さだ(前回はそれにご飯と寝床もついてきた! 相談できる人もついてた!)
これはいまだに課題なんだけど、なかなか仕事をしてると、自分の創作はできない。完全に仕事が途切れれば、できるけど、仕事を持っている場合は空いた時間は全て仕事で作るお話のブラッシュアップに使いたいからだ。すると時間に余裕なんて生まれない。
そんな中、ノベルジャムの期間においては、のびのびと自分の創作の羽根を伸ばせるのだ。
ノベルジャムはゲームシナリオライターの参加者が多い。もしかして、同じ思いの人がいるからもしれない。
仕事でお話を作っていると、全面それにふり幅がいく。だから、いつも別の職業について休日に自分の創作が出来る人の方が羨ましかったりする。それでも創作の仕事を得られるというのが身に余る光栄だと思っているから、頼まれる限りはやるんだけどね。
すると、このノベルジャムという時間は、私にとって年間で唯一創作に没頭いる貴重な機会となる。
それが一番の肝!!
あれ? じゃあ、自分でその二日間をノベルジャムに行ったつもりで、同じお題で書いてブックスで出せばよくね?
そんで二か月勝手にプロモーションして、参加者よりも売り上げあげるつもりで、頑張ればいんじゃね?
殴りこみじゃ――――!!
と思ってたんだけど、先週の金曜日に繰り上げ合格しました。
長くなったので、今日はここまで。次回は
「急に参加といわれても、先立つものがないんじゃ。今日は融資してもらいに銀行に行ってきます編」
です。果たしてノベルジャムに融資はおりるのか?待て次号!!
ちなみにあんまり急なんで衣替えもする暇ありませんので、夏の恰好で行くと思います。上記に出てきた中島みゆきの「親愛なるものへ」の歌詞は最後こうしめくくられます。
「風は北向き、心の中じゃ、いつもいつだって吹雪、だけどだけどだけど、死んでも春の服を着るよ。そうさ寒いとみんな逃げてしまうけどね。みんなそうさ~♪」
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