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果てるその日まで
今は深夜だ。色々あって眠れない夜。目が冴え視界はとてもクリア。下手したら昼間よりも眠気がないレベルだ。
眠ろうとはしてみたのだけど、やっぱり眠れない。次第にお腹も空いてきたのでええいままよと深夜のラーメンを食べた。
背徳の味…深夜のラーメン…。
なんでこんなにも深夜に食べるラーメンは美味しいのだろう。食べた瞬間五臓六腑に染み渡る。とても私を満たしてくれた。
因みに妻の分のラーメンだったのは内緒である。
そんな罪をおかして今こうしてこの文章を書いている。
なんだかんだで深夜のこの時間を満喫しているが、ただ楽しんでいる訳ではない。
詳しくは言えないが、今人生の重要な岐路に立たされていると私は今の状況を捉えているのだ。
私の前には選択肢がある。というより漫然と生きてきた私なので、気づかなかっただけで人生のいついかなる時も選択肢は存在するのだろうが。
状況がある。それは千差万別で、問題が差し迫って早急に対策が必要な状況や、漫然と泥のように自分に纏わりついて進めはするがとても力がいる状況もある。
そういった状況がある中で私が心にとめてある言葉が二つほどある。
最近目にした恐らく確かどこかの著名人の言葉なのだが、
今よりもより良い道は常にある。
というような事を言っていた気がする。
そしてもう一つは私の好きな心理学者の思想を書いた本で言っていたのだが、
より広い世界の声を聞け。
というような事を言っていた。
両方ともうろ覚えなのはご愛嬌ということで。
私はこの2つの言葉に励まされ感化された。
今自分の目の前にある世界が全てではなくて、今よりいいやり方、生き方がある。
それが辛い状況になっていて、目の前の状況に絶望している時にどれ程の救いになるだろうか。
あなたの生きる道はある。
そう言ってくれている気がするのだ。
特に視野が狭く凝り固まった世界観を持つ人には、それはそれは新たな生き方の広がりがあるだろう。
道があるというのは希望があるとほぼ同義であると思っている。
希望があればまだ歩ける、まだ進める。
そういった事を指し示す言葉だ。
色々あるがまだ道はある、続いている。
今のここが私の果てではない。
人にいつかやってくる果てが来るその日まで、この広い世界でより良い道を探しながら、歩いていきたい。