見出し画像

トイレのドアから、心の余裕について考える。

うちのトイレの横には扉のついたスチール製の収納が置いてある。
そこには冬物のコートや結婚式で着るようなワンピースとか、折りたたんではしまえないちょっとかさばるものとか、要するに出番が少ない服がおさまっているのだが、ちょっと収納に対してキャパオーバーしているせいか、たまに自然とその扉が開いてしまうことがある。

あ、ぶつかるかも。

トイレのドアを開けながら一瞬そう思った。
その想像通り、私がドアを開けるとスチールの扉がドアに触れてカシャンと鳴った。


スチールという材質のせいもあって、派手に当たったわけではないがその音は大きめに響いた。今日の私には、それがものすごく耳障りに感じた。
そしてトイレに入りながらふと思った。
あぁ、こういうところからなのかもしれないと。

ここから先は

1,064字

■どんなメンバーシップか 主に「ヒノマガジン」の読める範囲を広げるためのメンバーシップです。 メンバ…

眺めるプラン(ヒノマガジン)

¥500 / 月

覗き込むプラン

¥650 / 月

触れ合うプラン

¥1,000 / 月

包み込むプラン

¥2,980 / 月

サポート、嬉しいです。小躍りして喜びます^^ いただいたサポートで銭湯と周辺にある居酒屋さんに行って、素敵なお店を紹介する記事を書きます。♨🍺♨