1才半の姪っ子に全力で人見知りを発揮するオバさん
「本日は私だけで空港に向かいます」
父からそんな返信が来たのは12月31日、これから飛行機乗りまーすの連絡を家族のグループメッセージに送った時のこと。
ほぅ、珍しい。
私が帰省する際、空港から家までは結構な距離があるのでいつも家族が車で迎えに来てくれるのだが、大体両親が2人揃って来てくれることが多い。というよりも、うちの実家には車が1台しかないので(田舎は1人1台持っていることも多い)、買い物をしたりその後の諸々の動きを考えるとみんなまとめて動く方がいいのだ。
「お母さん、今日仕事?じゃないよね?」
「お家で〇〇ちゃん(姪)とお留守番です」
迎えに来てくれた車に乗り込み父に話を聞くと、どうやら兄と奥さんが昨日から一泊ででかけているらしく、姪っ子さまだけ先行して実家に来ているのだという。兄たちも今日実家に着くとのこと。
「へ〜。じゃあ昨日は2人で見てたんだ。パパママいなくて泣いたりしないの?」
「うーん。多少はするけど、まぁ比較的大人しいですね」
...なんか孫を預けられたじーじのコメントというよりは、子守りを担当させられてる誘拐犯の一味みたいなすごい外側感のあるコメントだな...。
我々兄妹を2匹育てただけでこんなに達観できるものなのだろうか。
でも、そっかぁ。1才半ってもう一日くらいであればパパママなしでもいけるのか。それか、家が比較的近いこともあってよく両親も会いに行ってるから慣れてるという感じなのかしら。
なんにせよ、久々に兄夫婦が2人の時間が持てたならよかったねぇなんて思う私。
実家に着いて玄関のドアを開けると、リビングの方から早くも母の大きな声が聞こえてきた。
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