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ヒノトリ旅日記11 〜最終章、怒涛のわがまま食べ〜

6泊9日だったトルコ・ドバイ旅行。
写真を見返しながら書き出してみると、思い出が溢れて細かすぎる旅行記を10日以上も書いてしまった。

そろそろもうええわと思われている気がするので(何より私が思っている)、ここからは帰りの機内食祭りと日本に着いてからのわがままごはんを駆け足でまとめてみよう。
体重計を持ってないので測定不能だが、普段の食生活と比べるとこの旅で軽く5kgは太ったんじゃないかというくらい食べ飲み歩いた気がする。

機内食祭り開催

2:30の深夜便でドバイを出発し、時刻は4:30頃。
「はーい起きてー!ごはんだよー!」とばかりにエミレーツさんの機内食祭りが始まった。

チキンをチョイスして出てきたのはチキンテリヤキwithゆかりごはん。そしてパン。ここにまでパンなのがすごい。早朝からなかなかがっつり。お腹いっぱいになって再びうとうと。


「はーい起きてー!ごはんだよー!」

嘘でしょ?まだ機内、暗がりなんですが?携帯を見ると時刻は9:50くらい。これは一体何ご飯?
もうこのあたりからどこの地点の何時なのかわからなくなってきた。ので、もうウイスキーとソーダも頼んでハイボールを飲むことにした。

暗がりで乾杯

今回はヌードルをチョイスしてみたところ、平たいうどんっぽいものとビーフシチュー的な何か。そしてパン。いつ何時でもパン。
飾り切りチックなにんじんを見て日本行きだからかなぁなんて思う。行きの便で食べたカフェオレ沼に落ちたプチシューも再登場。

先ほどしばらく眠ったので食べ終わってもなかなか寝付けず、座席のモニターをぴこぴこ触っていると、機体についているカメラの映像が見れる画面を発見。

すごい絶景。私たちは天国に向かっているのだろうか。そうだ、向かうはお魚天国。
その後、思い出したように宅建の講義動画を見たり、頭を使わないで見れそうな映画を眺めたりしているうちにまたうとうと。

ついに帰国!

そんなこんなで空を飛ぶこと約10時間。着いたー!やっと帰ってきたぞ。
日本に戻ってくると、空港に降り立った瞬間出汁の匂いがするなんてよく聞くけれど、私が最初に「うわぁ、日本!」と思ったのはこの光景だ。

ぴったりかっちり所狭しと並べられたキャリーバッグたちがぞろぞろと流れてくる。すし詰めジャパン、選手入場。
行く前にはまるで何も思っていなかったが、これ、めちゃくちゃ日本感ある。トルコでもドバイでも流れてくる荷物はかなり間隔があいていて、横向きだったり逆さまだったりごろんごろんと投げ出されたように置かれていたが、取る人のために取っ手を全てこちら側に向けてくれているホスピタリティ。日本ってすごい。あまりにもぴったり過ぎて取りやすいかというと絶妙だが、大切に扱って乗せてくれたんだろうなぁというのは伝わってくる。

ただいま日本食祭り

成田に着いたのは18時過ぎくらい。あれだけ機内食を食べて座っていただけなのにまぁまぁお腹が減っている。
そして着いたからにはやっぱりナマモノが食べたい!

私とトリちゃんの旅行はいつも最後に行う儀式がある。反省会という名目で居酒屋に駆け込み、思う存分和食を食べてただいまー!の乾杯をするのだ。もう数えてないけど乾杯カウンターのフィナーレである。
はやる心を抑えながら2人の家の近くの駅まで移動し、重いキャリーをゴロゴロ引きずって居酒屋さんへ。

「見てあのメニュー。もうほとんどお刺身だよ...あら汁もあるよ...!」

疲れと感動で変なテンションになる我々。食べたいものを頼んで乾杯。
お寿司が売り切れになっていて涙するもなめろうと蟹味噌を味わい、声にならない声をあげる。

「うまい...うますぎる...!薬味、うまい」

「もう枝豆すら美味しすぎるし嬉しい〜!」

久しぶりの居酒屋おつまみに舌鼓を打ちながら、カード決済などでまとめて払ったメモを見てざっくり精算。
なんか私の支払い分がやたら高くてなんだこれ?と思ってみてみると、イスタンブール空港で買い直した飛行機代と判明。気づいた瞬間「あっ...」と2人で声を上げ、そんなこともありましたね〜とオードリーの漫才のように顔を見合わせてへらへら笑う。

一番楽しかった場所、感動した景色、美味しかったご飯など旅の思い出ランキングをそれぞれ発表して、へ〜それが一番かぁなんて同じ体験をしていた中で感じたことの違いを後から知るのも楽しい。
でも概ねカッパドキアの思い出が2人とも多くランクインしていて、うんうんと納得。最初に着いた場所というのもあるけど、今回の旅は序盤がかなり濃かった。

「でもあたし的にはやっぱりあの飛行機ミスった瞬間が、結構楽しかったなぁ」

「楽しかった...ですか!?」

「楽しかったっていうか、いつも冷静であんまり焦らないヒノちゃんが、超おろおろしてるの見てそれが面白かった(笑)」

そんなことを言われてなんだか猛烈に恥ずかしくなる。何が恥ずかしいって、おろおろしたことよりもいつも冷静というのがすごくかっこつけてるような気がして、そうかぁそう見えてるんだと思ったのだ。


存分に飲み食いしてお店を出ると、トリちゃんからびっくり発言が飛び出す。

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