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薬中の薬味たっぷり恵方巻き
恵方巻きが節分とセットで「といえば」的な季節商品になったのはいつからだろう。
調べてみたところ、もともと節分に太巻きを食べるルーツは江戸時代からあったらしい。大阪の一部地域で風習となっていたローカルな催しをセブンイレブンが全国で販売したことによって今のブームはできたんだとか。
セブン、すごいなぁ。要するにクリスマスにケンタッキー食べようとか、バレンタインにチョコを渡そう的な日本のお家芸ってことだ。
今まで恵方巻きに全く興味がなかった私。どちらかというと勧められても「いやぁ、大丈夫です」というくらい特に惹かれるものではなかった。
それはなぜか。1番の理由は「太いから」だ。
私はそもそも太巻きがそんなに好きではない。太巻きくんのアイデンティティをぶち壊すようなことを述べて申し訳ないが、なぜならズバリ太いから。
どうして口の大きさよりも大きなものをわざわざ頑張って食べなければいけないのかと思ってしまうのだ。ハンバーガーをあまり好んで食べないのも同じ理由だったりする。ハンバーガーがマカロンみたいな大きさでひょいっと一口で食べられるものだったらもうちょっと食べたくなると思う。
そして恵方巻き(太巻き)に関しては「太いから」という以外にも惹かれない理由がある。それは「なんか色々入っているから」である。
おそらくこれは私の「ミックス嫌い問題」と関わっていると思われる。
私は昔から「なんか色々が混ざってるやつ」がそんなに好きではないのだ。
海鮮、卵、きゅうり、あとはかんぴょうとか桜でんぶだったっけ...?太巻き及び恵方巻きのメンツは確かそんな感じだったと思うのだが、それ本当に全部ベストな具材?みんなかんぴょうとか本当に好きで食べてる?なんて思ってしまう。太巻き界の重鎮(誰)に聞かれたら消されるかもしれない。
そもそもおせちもそうだけど、縁起物の食べ物で日本人はよく遊びがちである。要するにダジャレや語呂合わせで具材を選んでいるのだとしたら(もしくは入れる具材に後付けで縁起を担がせているのか)、それが果たして美味しさとしてのスタメンなのかというところに疑義の念を抱かざるを得ない。
であればだ。
そんなに文句を垂れるのなら、自分が満足する恵方巻きを作ればええがなという話である。
最近ではエビフライが入っていたりスイーツバージョンがあったり、変わり種恵方巻きも色々なところで見かける。ならば私も自分の好きなものしか入っていない恵方巻き、作ってみようではないか。
恵方巻きの具材は概ね7種類が定番とのこと。これも七福神にちなんでいるんだとか。おっけー、7種ね。私の神セブンの具材を見つけてみよう。
そんなわけで一応彩りなんかも気にしつつスーパーをウロウロしたところ、思った以上に候補の具材が見つかってしまったので、2種の恵方巻きを作ってみることに。
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