創作リレー第2回「春を待つ」の振り返り
2月から始めたメンバーシップ内「触れ合うプラン」「包み込むプラン」の企画、創作リレー。
第2回が終わりました。
今回もどんな感じでやっているか、途中まで全体公開のチラ見せスタイルでテーマ画像の試行錯誤や感想をまとめてみようと思います。
第2回のテーマは「春を待つ」というタイトルでした。
お題のイメージ画像はAdobe Expressを使い、今回はこんなワードで画像を生成しました。
季節ネタということで「春」を入れたかったのと、そこから連想して出てきたワード「熊」。最初はタイトルにも熊を入れていたのですが、ストーリーを広げやすいかなと思ってタイトルは「春を待つ」のみに変更。
しかし、生成ボタンを押したところ、打ち込んだテキストがズバリ一言すぎて「生成するには少なすぎます」的なアラートが出現。
そっか。確かにこれだけじゃ情報が少なすぎてAIさんだって困るよねごめん。生成された画像を見ても、確かに困ってるのがわかる。
右上にいるのは中継先のクマを見てるスタジオにいるクマさんですかね...。
アラートが出たので、素直に聞き入れ文言を増やしてみる。
これでどうだ。
うーん、さっきよりは想像している世界観に近くなった気がするけど、なんか目がうつろじゃない?ワクワクしてなくない?
「あーあ、早く来ねーかなぁ春。来てもだるいけど」というような気だるさと謎のおっさんみを感じる。
こ、これは...!
これはダメじゃない?だってこの顔、アイツじゃん...。
浦安の方に住んでる、彼だよね。いいのかな、どうなの?ウォルトさんに怒られない?
これはクリストファーロビンを呼んでこなきゃ話が始まらない系になりそう。やめよう。
よい!かわいい!
窓の外を眺めて春を待ってる感もあるし、いい感じ。
よくみるとちょっと耳多めだし、ふりむいたらやっぱりアイツな気がしなくもないけど、まぁこの角度なら大丈夫だろう。
よし、これにしよう。
そんなわけでちょっと可愛らしい画像でスタートした創作リレー。
最終的にはとてつもない結末になりました...!
今回はリレーを重ねるごとに登場人物や設定がどんどん増えていくという展開になったのですが、実際に書いてみて「小説を書くのってすごく難しいんだろうなぁ」と心から実感しました。
漫画、脚本でもとっても重要だと言われているプロットやキャラクター設定。これらが未知かつ自由に広がる中で一つのストーリーとして繋いでいくというのがどれだけ大変なのかがわかりました。
「この話はここにつながるのか...!」とか伏線を終盤に回収していく映画や小説って本当に隅々まで練られて物語になっているんだなぁと今まで見たり読んだりしてきたものを改めて尊敬...。
でも、やっぱり1人で書くのとは違う話の広がりに、今回もとても楽しませていただきました。
それでは、掲示板にてつながったストーリーをこちらにまとめます。
これから徐々に参加者の方が増えたら嬉しいなぁと願いつつ、のんびりゆっくり楽しんでいこうと思います。
第3回も始まってます!
創作リレー第2回「春を待つ」
「まだかなぁ。まだかなぁ。ほら、あそこ。雪が溶けたところに緑が見えるよ。ひょっとして、春なんじゃない?
僕、もう家にいるのはつまらなくなっちゃった。ここはあったかくて、ごはんもあるし、もう冬眠なんてしなくていいんだって最初は嬉しかったけど、でも眠ってないと逆に時間がすごく長く感じるんだ。あとね、長い間何かを待っているのって、ちょっと寂しい。
ねぇ、君たちはどう?君はどこから来たんだっけ?春に何か思い出はある?」
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