【風呂酒日和98-2】 鳥勢(とりせい)

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。

【風呂酒日和】〜ついでのお風呂、のついでのお酒〜｜日野笙 / Sou Hino｜note

歩いて矢口渡の駅前へ向かう。
そういえば、矢口渡ってやぐちわたりって勝手に読んでたけど「やぐちのわたし」って読むんだね。
ちょっと人名にも見える面白い駅名。やぐちわたるさん。(誰)

マップ上で目星をつけていたお店を目指すも見つからず。
にゃるほど...仕方ない。それでは己の鼻を利かせてちょっと歩いてみよう。
むむ、鳥勢と書かれたいかにも大衆居酒屋っぽいお店を発見。大きめのオーニングというのか、店名が書かれた青い雨除け看板が目に入る。うわー、ここいいなー。
建て構えの時点で当たり感...。
でも鳥勢…ってことは焼き鳥屋さんだよね。

今日も今日とてお魚な気分だったけどどうしよう。
串1〜2本と、いつものように野菜系とかアテ系で一献にする？そんなこと思いながら店の前に出ていた立て看板をチラ見。手書きの文字で本日のおすすめと思われるお品書きが書かれている。
その中にアジのたたきと谷中しょうがの文字を発見。
見つけるやいなやさっきの悩みは粉砕、ここに来ることが決まっていたかのようにさらりと扉を開ける。
今日はここ。絶対ここ。
やっぱりここだと思ってたんだよねぇ。えへへ。