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オーストラリア人から学んだ!!自分の意見を伝える時の5つのコツ


こんにちは、ヒデです。


私を含めて、日本人は意見を述べるのが苦手な人が多いのではないかと思います。

意見=反抗的ってイメージすらあると思います。

他人に意見する人が全て「自分が絶対」だとか「まわりを否定して目立ってやろう」とは思ってません。ですが自分の意見を言うだけで誤解されやすいのも事実です。

日本って本当に不思議な国で、自分の意見を言っただけで「わがまま」とか「自己中」だと言われる傾向があります。私自身それには納得いかないけど、そういう国だから仕方ないと割り切って考えています。

どのみち自分の意見を言ったら敵を作るわけですが、敵は少ない方がいい

というわけで、自分の意見を言う時に気を付けるべき鉄則を僕がオーストラリア人マネージャーから教わった自分の意見を伝える為の5つの方法をみなさんとシェアしていきたいです。



自分の意見を言うときの鉄則


1.自分の意見には根拠をつけろ


当たり前ですが、自分の意見を言うならちゃんと根拠や理由を説明すべき必要があります。ただの感覚で、「この企画なんかイヤな感じがするからやめよう!」と言っても、だれも乗ってきてくれません。

自分の意見を言うなら、相手を納得させるつもりで臨みましょう。

上から目線で強気でいけ! って言うんじゃなくて、意思表示するなら相応の責任を持てってことです。適当な意見を言うだけだと、間違いなく相手を混乱させて面倒くさがられます。

例えを使うのは王道ですね。具体的な数値を上げるのも効果的です。自分のリアルな体験談を引き合いに出すのもOK。

話を具体的にして、「考える価値のある意見」だと思ってもらうのが第一ステップです。根拠のない雑な意見は、「うるせぇ、お前は黙ってろ!!」で黙殺されます。



2.意見を言ってまわりに問いかけろ


ここに関しては、日本とオーストラリア では国民性の違いでアプローチ方法が変わってきます。

日本の場合は、これが一番大事だと思ってて、「自分はこう思う! だからこうだ!」って言うのは絶対にダメなやつです。

何故なら、日本は同調圧力が強いので、自分の意見を絶対だと言うとに四面楚歌になってしまいます。

みなさんも感じた事があると思いますが、日本人は和を重んじるので、事実や結果は関係なく「みんなと一緒」が正解で、「少数派」が不正解となる場合が多いですよね。

少数派が社会からはじかれるのはどこでも同じですが、日本は際立ってひどいです。「みんな一緒が正義!」っていう同調圧力がすごく強い感じがします。


オススメは、「わたしはこう思いますが、あなたはどうですか?」です。


わたしはこう思います(意見)
なぜならこうだからです(根拠)                      だからこうした方がいいと思いますが、どうですか(まとめ・提案、問いかけ)


という、小論文なんかでも使われる3段論法が簡単かつ特に日本では有効です。



3.反論には先に反論して潰しておけ


意見を言うと、ある程度「こういう反論来るな」っていうのはわかると思います。なので、反論されそうなことには最初に反論しておきます。


「多数派にいちゃもんつけててやるぜ!!」ではなくて

「みんなこう言うけど、こういう考えもアリじゃない?」ってスタンスでお願いしますWWW


想定内の反論に関しては、最初から「○○って思うかもしれないけど、わたしはこういうことが言いたいんだよ」と否定しておきます。説得力が増すし相手の反論ネタを奪うこともできます。




3.まわりの意見を聞け


「どう思いますか?」と問いかけたら、ちゃんと相手の話を聞きます。これもあたりまえのマナーなんですけどね。

オーストラリア人は自分の意見を言うぶん、相手の意見も聞きます。そうじゃないとただ力技で押し切るだけになるので、何も生まれません。

自分の意見を言うということは同時に、相手の意見も尊重するということです。相手の言っていることには耳を傾ける義務があると思います。

ですがその「意見」っていうのも、聞く必要のないただの悪口やズレている批判もあるので、そこは自分のさじ加減も必要です。

このとき「確かにそういう面はあったかも」「あ~なるほど、それは気づかなかった」と相手の意見に同意して、「君の意見を尊重するよ」感を出しましょう。

相手に誠実さが伝わるし、向こうもこっちの意見を聞こうとしてくれるはずです。

相手が言い終わる前に食い気味で反論するのは、愚の骨頂です。

議論になると、「たしかにそうかも! でもこういう時はどうするの?」「なるほどね~。ちなみにどこ情報?」と同意している風の反論っていう技もありますが。



5.相手に共感させろ


自分の意見を押し通すのが正しいわけじゃないけど、どうせ言うなら賛同されたいですよね。じゃあどうすべきかというと、共感されたら支持されます。

100%の同意じゃなくても、50%でも共感してくれれば、妥協点を探ることができます。でも少しも共感してもらえなければ、話し合うことすら出来ません。

相手に共感してもらうためには、「身近に感じてもらう」「自分のことだと感じてもらう」のが手っ取り早いです。


例え話ですが、あくまでも例え話ですよ!!


ある女性が「女だからって管理職になれないのは納得いかない」と言っていました。たしかにそれは不平等ですよね。


ですが、その女性は「食事代は、男性が払うべき」や「飲み会で泥酔した男はだれかの家の床に転がしてもOKだけど、女ならタクシーで家まで送るべき」や「女性は男性と違い体力がないから残業できない、でも給料は同じぐらい欲しい」「責任ある仕事はしたくない」など

それで、仕事になった途端「男女平等!」って言われても、それはちょっと虫が良すぎるよ〜


ってなりませんか?


この例を読んで、「たしかに酔ったからって男友達みたいに床に放置されたらイヤだわ」と共感した女性、「そうそう、デートでは金払えって言うのに男女平等とか言うんだよなぁ」と共感した男性もいるでしょう。

具体的にイメージして、「たしかにそうだわ」と思わせるのってすごい大事なんです!!



結論


そのオーストラリア人いわくとりあえず「自分の意見はうまく伝えろ!」ってだけなんですけどねwww


めっちゃ普通のことでしたwww


全部当り前で、ぶっちゃけ目新しい内容ではないと思います。どれも学校で国語の授業で習っているはずです。でも基本って大切ですね。大人になってからも使える技です。


この5つを守れば、「ある程度穏便に」「ある程度誠実に」意見を伝えられると思と思います。


ではまた


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