「あの時、知っていれば」年収200万の医療事務からITエンジニアになった彼女が言った、キャリアにおける「意識と知識」の話
Ms.Engineer代表のやまざきです。最近、ITエンジニアを目指す若い女性からご相談をうけることがより増えてくるようになってきて、おかげさまで、「ちゃんと勉強して就職するならMs.Engineer」というイメージで知っていただくことも増え、リアルイベントで女性がITエンジニアになるということのよさや意味をお話させていただく機会が増えました。
そんな中で、最近Ms.Engineer卒業生でもある楓さんと一緒にイベントに出る機会が偶然重なったのですが、
というような、この2年何度もお話していることを私からお話したあとに、楓さんが実際にどういった経緯でITエンジニアを目指し、業界の中でも難易度が高いといわれるMs.Engineerのプログラムを卒業したのかというリアルなお話をさせていただくと、参加者の女性の方の表情がガラっと変わるという体験を立て続けにしました。
やはり、理屈とリアルは違っていて、いくら私が理屈を話してもどこか「ITエンジニアは、私ではない特別な人がなる仕事」というイメージが、楓さんを目の当たりにすると差し迫る、伝わるものがあるんだなと感じています。
「ふつうの幸せを実現できる仕事を」という意識は20代から変わっていない
彼女は仙台の専門学校卒で、医療事務からキャリアをスタートさせ、その後上京して派遣社員などを経て、Ms.Engineerを受講してくれました。
彼女の話で最も印象的だったのは
「もともと自分は仕事をして、結婚して子供をもって働きつづける、”普通の幸せ”を実現できる仕事をしたいと思っていた。
そして20代のとき、それが「医療事務だよ」を教えてもらって、疑いもなくそれを目指した。
でも、最初にお給料をもらった時、年収は200万で、いくら地方とはいえその安さに愕然として「一人暮らしっていうのは夢なんだ」と思った。」
と。そして
「今でも仕事やキャリアに対して「ふつうの幸せを叶えられる仕事と収入がほしい」ことは最初と変わっていない。そして、今ITエンジニアを目指して、技術を猛勉強して、やっとその道を掴んだ。あのときこの選択肢を知っていれば、絶対にこの道を目指していたと思う」
と言われました。
つまり、彼女は最初からキャリアに対する「意識」は変わっていない、足りなかったのは「知識」なのだと。若い時にキャリアの選択肢や、安い初任給からどうやって収入があがっていくかの知識がなかったのだと。
実際、彼女はコース中から優秀な成績で卒業し、実際のキャリアアップを実現していますが、特別高学歴なわけでも、特別なスキルやキャリアがあったわけでもありません。
私は彼女をはじめとするMs.Engineer卒業生の女性たちをみていて、日本には、こういうきちんと勉強したり、キャリアの選択肢を知れば可能性が大きく開ける女性、ここまで真面目にはたらいてきたり、ふつうの幸せを叶えるためにきちんと努力できる女性が多くいることを目の当たりにしてきました。
そして、ITエンジニアとして一定以上の技術力を身につければ、会社や社会から必要とされ、収入も向上するという場面に今も毎日向き合っています。
キャリアアップは「意識」ももちろん重要ですし、それと一緒に選択肢を知り、将来を描く知識が必要です。需要が減っていく仕事や、生涯賃金でみたときに上がり幅が少ない仕事についてしまったら、それは同じ努力をしても報われる確率が減ってしまうのです。
どの土俵で努力するか、の土俵選びには、適切な知識や選択が不可欠です。
生涯年収5000万円の差がでるスキルが、20万円前後で
Ms.Engineerは昨年末から経済産業省、そして厚生労働省の専門実践教育プログラムの認可をうけ、なんと受講料の70%(最大56万円)が国から給付されるようになりました。
事務職と比べると生涯年収で少なく見積もっても5,000万円以上の差がでるITエンジニアになるためのスキルが、今20万円前後で受けられるほどになりました。
これは、国も需要の高い人材になってくれるのであれば補助をする、という、まさに需要の高い職種になることを国も応援してくれているということで、正直こんなに効率のいい自己投資はいま他にないのではないのかとすら思います。
女性にエンジニアという新キャリアを、をコンセプトに走り続けてきていますが、ますます今年にはいってその流れが強まっていることを感じています。
もし「ふつうの幸せを叶えるための仕事」が目の前の選択肢にないと思ったら、Ms.Engineerに一度相談にきてください。
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