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柴門ふみ
柴門ふみさんが描く漫画の読者は、青年男子が多く、女性漫画家としては、珍しい部類です。
「女性の主人公は、どれだけ才色兼備でもいい。でも、イケメンや才能ある男に対して、男性読者は共感しない」。編集者からそう忠告を受けた、といいます。
自分より優れた同性に対して、女性は憧れという目線で見る。けれど男性は、ジェラシーという目線で見る。柴門さんにはそれが不思議だった、といいます。
これと同じような話を、私は、アダルトビデオの関係者からも聞きました。
同じことをなしうると考える限界までは、他人の幸運をよしとして受け入れらるるも、この限界を越ゆる人は嫉妬され、疑惑の目を向けられる。 (ペリクレス)
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