民主主義とはつくづく不思議な仕組みだ
民主主義とはつくづく不思議な仕組みだ、と思います。躍進とはいえ28議席に過ぎない野党第3党が、今やこの国の政治のキャスティングボートを握ります。
彼等にしてみれば、公約の「年収の壁引き上げ」の実現に千載一遇のチャンスでしょう。でも、その「減税」には7.6兆円の財政負担が必要といいます。
年収の壁を意識した就業調整が生じている、と聞けば、それを壊して働き方やライフスタイルに中立的な制度を作ればよい、と私たちなら考えます。
でも彼等は、年収の壁を、世帯中心主義を温存せよ、と主張し、受け入れられつつあります。民主主義とはつくづく大衆迎合の仕組みだ、と思います。
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