今年の6本目、愛がなんだ、観ました。
これはもはや、恋愛映画ではありません。都合のいい女の映画でもなければ、男に依存する女の映画でもない。
観る者の恋愛観という切り口でする「正しい恋愛」とか「共感できる恋愛」とかいう映画評なんて、闇の中でめいめい触れた未知の部位から巨象のイメージを論じ合うトンチンカンのようなもの。
ピシャリとそういわれている気分です。何しろ、「愛がなんだ」ですから。
これは、「マモちゃん(相手の男)になりたい」と願う女の映画です。そういう目線で眺めれば、超ハッピーエンドな映画です。