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10/27 少ハリトークイベント備忘録
10月27日、TVアニメ『少年ハリウッド』の10周年記念トークイベントに行ってきました。
忘れないうちにいろいろ書き留めておこうと思いつつもずるずる引き延ばし引き延ばし…。
記憶違い等あるかもしれないですが、ご容赦ください。
出演者は、監督の黒柳トシマサさん、ZEXCS(アニメ制作)の新宅潔さん、キングレコード(音楽制作)の林玄規さんのお三方。
これまで少ハリの上映会に参加したことは何度かあるけれど、こうしてじっくり裏話が聞けるようなイベントは初めてなのですごく楽しみだった。
◼️開場
開場時間すぐに入場し、チケットを提示すると、免許証風のカード5枚セットとオリジナルドリンクが貰えた。
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おそらく過去のイベントでも配布されたものらしいけど、自分は未所持だったのでめちゃくちゃうれしい。
オリジナルのドリンクはベストアルバムのジャケットをモチーフに作られそう。
いろんなフルーツが入っていて、甘酸っぱく爽やかない味わいでおいしかった。
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通路には原画や資料集、ZEXCSの新田靖成さん作の羊毛フェルトで作られたキャラクターたちが展示されていた。
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新田さんの描かれるゆるかわデフォルメイラストがそのまま立体化されててかわいすぎる。
アニメ1話のED映像にも登場していたこの子たち。シャチョウとテッシーは後から追加で作ってくださったそうで、初出しとのこと。
いいものが見れた。
事前によく確認もしておらず、その場で呑気に指定席を探し歩いていたら、なんと最前列のど真ん中だった。
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いいのか……私なんかで……。
周りの人が楽しそうにお話ししている中、一人ぽつんとソワソワ。最前ど真ん中で。
地下のせいかスマホもまともに使えず、手持ち無沙汰でかなり困った。
ドリンク速攻で飲み干してしまったよ。
ごちそうさまでした。
◾️オープニング
開演時間になり、お三方がステージに登場。
開幕早々、オーディション直前に何やらいろいろあって苦労したという林さんのハードな裏裏話が聞けた。
(「ここはあんまりネットに書かないでね〜笑」な感じだったので、ざっくりと。)
◾️TVアニメ第20話 鑑賞会
まずはピックアップされたアニメ20話を丸々鑑賞することに。
端的に言えばセンター交代回なわけだけど、公式によるあらすじが、これです。↓
第20話 僕たちの延命
あらすじ
アイドルとしての生活に、それなりにではあるが慣れてきた少年ハリウッドのメンバー。
トミーは、いつのものかもわからないワニパンを、ロッカーに放置するほどの若き余裕すらある。
マッキーは、歯磨きをしながら、ひたすらメンバーに話しかけ、まったくそんなことは言っていないのに「足の先がしびれるの?」「先の先は死ぬんだろ?」と誤解されるなどし、シュンの仮眠を妨げていた。
ある意味、のんきとも言える、そんな彼らの日々に、重大な予告をし、一石を投じたのがシャチョウだった。
この予告に影響されたメンバー達は、気合いが入ったのか、手探りではあるが新たな努力を始めた。
何かと体力的にあやしいシュンが、ジョギングに熱を入れはじめる。
カケルは、妹を呼びつける儀式と言ってもいいほど、毎度「うるさい!」と、怒られてしまう自己紹介の練習をし、怒鳴られても動じず情熱的に声を上げ続けた。
キラは電車でお年寄りに席をゆずり、笑顔で話し相手となり、誰に見られても困らない完璧な日常を演出。
トミーは初代の映像を見て研究し、さらにお菓子を断った。
そしてマッキーは、ショーウインドウにうつる自分を見て背筋を正し、ハリウッドスマイルを自らに向け、手を振るのだった。
一見、何の統一感もない三日で飽きそうな彼らの努力が、何に結びついてゆくのか。
どこへ届くのか。
それは、きっと皆様の元であると、信じたい。
「努力は必ず見ている人がいる」とは、まさに、こういうことを言うのだ。
ちなみにシャチョウは、この時期、少し痩せ、歯のホワイトニングをしたもようだ。さすがである。
情報量…………。
黒柳監督は「(原作者)橋口さんにしか書けない文章」「文脈がないから次は何が起こるのか予想できずドキドキする」というようなことを仰っていた。
劇場の空調工事が終わったことを伝えるだけの、もはやあらすじではなく業務連絡になっている回(23話)もすごい。
こんなところでまで楽しませてくれる橋口いくよ先生、最高だ。
『人は死ぬ。いつか死ぬ。でも』とか『僕たちの延命』とか『正しさと正しさの狭間で』とか、
このアイドルものとは思えない、ハッとさせられるようなサブタイトルもいいんですよね。
毎回サブタイトルだけがパッと表示されるカットがあるのも、意図して強調しているというようなことを仰っていた。
そして、シャチョウからセンター交代を告げられるシーンへ。
シャチョウ「〜〜それは、センターです。」
『それは、センターです。』
????????
一瞬、音声トラブルかと思い理解が追いつかなかったが、黒柳監督のモノマネだった。
その後もちょくちょくシャチョウモノマネを挟んでくる監督、だんだんビジュアルまでシャチョウに見えてくる…。
突然の宣告に身を引き締める少ハリメンバーたち。
上記あらすじのような、各々のささやかな努力が映されるシーンへ。
そこで流れるのが…
\\PASSION‼︎//
この曲を使わなければいけないことを最後まで忘れていて、急遽ねじ込むことになったらしい。
言われてみれば確かに、もっとしんみりした曲の方が合いそう…。
良いシーンなのに、今後見返す時に笑ってしまうかもしれない。
センターから降格されるにもかかわらず、メンバーを思い明るく振る舞うマッキーに対して"あなたの本心が聞きたい"と、容赦なく詰め寄るシャチョウ。
そして、涙を流しながら本当の気持ちを吐き出すマッキー。
新宅さんは、そこで気まずそうに目を背けるシュンが好きだと仰っていた。
わかる…。
その後、大事なシーンなのにあえてメンバーではなく誰もいないステージを映すという少ハリあるある。
普通こんなことしないよな〜と自分でツッコんでいた。
(全員好きなのは前提として)マッキー推しの私は、この20話で完全に落ちたと言っても過言ではないわけで、もう何度も見ているのに泣きそうだった。
真剣に見たすぎて、いっそトークなしでも…と失礼なことを思ってしまって申し訳ない。
時間の都合で厳しいだろうけど、できることなら無言鑑賞後にお話を聞きたかったなぁ。
◾️好きなエンディング発表会
少ハリでは毎回EDが変わるため、各々1番好きなEDを発表することになった。
【林さんチョイス】
第24話
♪ 永遠never ever / 初代少年ハリウッド
わかる〜〜〜〜〜!!
永ネバ、新生はもちろん初代verも(更に言えばぜんハリverも)全部が全部違う良さがあって良いんですよね。
水彩イラストも本当に綺麗で素敵。
【新宅さんチョイス】
第22話
♪ 青いきゅんきゅんマフラー / 佐伯 希星
これもわかる〜〜〜〜〜!!
健気であざとくてかわい〜い恋愛ソング。
このアニメーションを担当された方は"ペンネームだから明かさないが有名な方"とのことで、気になってつい調べてしまうと、公式の投稿を見つけた。
【EDアニメーション(名義:小梨直樹)】
— ONDA+.(オンダプラスドット) (@ONDAplusDot) March 23, 2020
2014年TVアニメ「少年ハリウッド」22話、EDアニメーション(名義:小梨直樹)にて参加しました。https://t.co/euxs4kMVyX#恩田尚之 #naoyuki_onda #shohari pic.twitter.com/Mo5uLKKahW
恩田尚之さん…!!
『ダンダダン』のキャラデザもされてるお方だ!!!!!!!
【黒柳監督チョイス】
第8話
♪ 永遠never ever Bitter Chocolate ver. / 舞山 春
これも良いよな〜〜〜〜〜!!
シュンシュンの生歌っぽい感じが堪らんのですよ。世界のMAIYAMA。
お三方共通して、どれも良くて一つに絞るのが難しいと悩んでいたご様子。
わかりすぎる…全部が1番なんだよ……。
◼️設定資料集を見よう
膨大な量の設定資料集をサクサク流し見していくことに。
一瞬しか登場しないような人物や背景まで、細かく設定が決められていて本当にすごい。
ドラマ内に登場する"犯人"まであったのは笑ってしまった。
マッサージ器やマイク等の小物のページもある。
普通は参考写真を用意しておく程度で、細かく決めることはないらしい。
キャット(ミミズク)に至ってはページ4枚分ほどあった。
実質ヒロインだものね。
◼️ファンからの質問に答える
会場内にはお三方に聞きたいことを募集したアンケートBOXが設置されており、その中から質問に答えていくことに。
正直このあたりはうろ覚えだったり上手くまとめられなかったりで、時系列ぐちゃぐちゃの断片的な記憶の箇条書きになりますが、ご容赦ください。
(前のコーナーで仰っていたことも混ざってるかも)
・キービジュアルに描かれたひこうき雲、通常は2本線だがあえて1本線にしている。その方がしっくりくると思った(理由とか絶対もっと素敵なことを仰っていたはず。)
・作中の遊園地『キャッスルリゾートランド』のモデルは『よみうりランド』らしい。
8話の合宿先もモデルがあるらしいけど、思い出せない…。
・『うたの☆プリンスさまっ♪』という大ヒットアイドル作品の先駆者がいたため、同じことをやってもダメだろうと、丸々音楽番組として構成された10話『ときめきミュージックルーム』や謎ドラマ回の19話『渡り鳥コップSP ~水辺の警察学校番外編~』などなど斬新な演出が生まれたという。
・メンバーの"自己紹介"の作画モデルとして、キラ&トミー役の動きを新宅さんが担当した。
マッキー役は上手くできず別の方になったらしい。
・スタッフ陣にトミー役の声優・蒼井翔太さんのファンの方がおり、「おっはよぉ〜!」とよくモノマネ挨拶をしていたらしい。
・子供向けの作品に携わりたいと仰っていた方に依頼する際、「"少年"ハリウッドですよ!子供向け作品です!」と大嘘をかましたらしい。
まだまだあったはずだけど、こんなところかな。
メモ取っていればよかった…。
◼️橋口いくよ先生からのメッセージ
最後に、原作者の橋口いくよ先生から音声メッセージが届いているとのことで、会場はザワザワ。
それも、壇上のお三方も何も知らされていないようで、一旦何をしでかしてくれるのかと楽しみなような怖いような。
「今回のイベント、私も来たかったけど会場の場所がわからなくて来られなかったんです。
どこかなぁ〜? どこかなぁ〜?って。
誰かが『ここだよ〜!』って教えてくれればよかったんですけど…。」(おおよそこんな感じ)
これは、ファンなら誰でもわかる"あの曲"の前振りだ…!!
「ファンの皆さんがこんなに集まってくださったせっかくのイベント、ここはやっぱり、誰かが歌うべきだと思うんです!」
とんでもない無茶振りをされるんじゃないかとドキドキしたご様子のお三方。
期待した目でなんとなく林さんの方を見ると(たぶん)目が合ってしまって気まずかった…。
「…………私が!
橋口いくよで 『ENDLESS STRIPE』!!」
初代少年ハリウッド大咲香さんの名曲を堂々のフル尺熱唱するいくよ先生。本当に最高だよ。
状況的にはかなり面白いのだけども、心地の良い綺麗な歌声でめちゃくちゃ良かった。
トークイベントだし、と油断してペンライト持って来なかったのが悔やまれる。
「次の機会では新宅さんが『青いきゅんきゅんマフラー』を…」と、キラくん推しらしい新宅さんに林さんが冗談ぽく仰ると、意外にも満更でもなさそうなご様子で「いいですよ。」と。
楽しみが増えた。
◼️重大発表
最後の最後に、クリスマスに少ハリ&ぜんハリ全楽曲のサブスク配信決定の発表!!
『太陽ポエム』『ドレミファMUSIC』『恋のRing 』『キラキラDREAMER』『籠の中の I love you 』『ENDLESS STRIPE』『PINKY SWEAR』『チェリーチャンス』『僕たちのタイムマシーン』
たぶんこのあたりかな…?
ぜんハリ楽曲でそういうのってあったっけか。
『3.0D』とかライブでしかやってないものが出てきたら嬉しいけど、どうなんだろう…。
とにかく、今年も少ハリのおかげで良いクリスマスになりそうだ。楽しみ♪
/#少年ハリウッド シリーズ
— TVアニメ「少年ハリウッド」 (@shohari_anime) October 27, 2024
全楽曲サブスク配信決定🎉
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🎶配信楽曲
▶少年ハリウッド
▶ZEN THE HOLLYWOOD
└キングレコード制作曲のみ
⏰️配信日
12月25日(水)予定
🗣ドラマCD配信中(ききがたり)https://t.co/XzwsNhI8IW#少ハリ #ぜんハリ pic.twitter.com/4ZhiwjlUTf
その後にチケットの半券からプレゼント抽選会が行われたが、残念ながら何も当たらなかった。
少ハリグッズはほぼ持ってるし、黒柳監督×ZEXCSさんで手掛けられた幸田町のPRグッズ、結構欲しかった…。
◼️シロートくんと撮影会
あっという間だったなぁ…と余韻に浸る間も無く、帰り際に『キャッスルリゾートランド』のイメージキャラクター『シロートくん』(24話登場)と撮影会が行われることになった。
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少ハリフラッグ柄のハンカチを持っていたので、申し訳程度に広げてツーショ。
(←WCがなんかアレだな。)
めっちゃくちゃかわいい。
かわいいけど、なんか…ちょっと、元気なくなっちゃってるような……?
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『HOLLY STAGE FOR YOU』完全版 応援上映会
ちなみに、6年ほど前のイベントでのお姿がこちら。
そりゃあ6年も経ったら変わるよね…私も、みんなも。
そんなこんなで、大充実のイベントが終了しました。
TVアニメ放送当時から追いかけ続け10年、他の推しに夢中になって少し離れたりしつつも、もはや飽きるとかそういう次元を超えてしまっている。私にとって永遠に特別な作品。
同じく何年経っても変わらず熱を持って応援しているファンの仲間がたくさんいて、制作スタッフの方々にも愛されていて、そんな人たちと同じ場所で楽しい時間を共有できて、本当に幸せだった。
まだまだいろいろんな裏話を聞きたいし、裏話ってほどのものでなくとも少ハリの話をしてくれるというだけで嬉しいし、(新宅さんのきゅんきゅんマフラーも見たいし、)またこうしたイベントを是非ともやっていただきたい。
黒柳監督は「あの頃は未熟だった。今ならもっとやれると思う。」というようなことを仰っていて、そんなわけなさすぎるのだけども、そう思うのであればパワーアップした『少年ハリウッド』続編、勝手に期待して待っています。
何卒…!!