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米一俵の重み

コンサートに行くついでと言ってはなんだけれど
庄内に行くことになった。

庄内空港へ飛行機で飛んで、山形県酒田市へ。
はじめて歩く町は見るもの全てが新鮮。
オットは下調べ派だけれど、わたしはあまり事前情報を
入れない方が好きなので、頭をまっさらな状態で行く。

酒田市を散策している中で、歩いたところが山居倉庫。

山形は米所ということは知っていたし、お家のお米も
つや姫派だ。山居倉庫は、お米を貯蔵しておく倉庫。
明治26年(1893年)に建てられたもので、白壁土蔵造りの
9棟からなる。

お米の収容能力は10,800トン(18万俵)。
夏の高温防止のために背後にけやき並木、湿気防止のために
二重屋根になっている。つい最近まで使われていて、2022年
9月に米倉庫としての役割を終えているとのこと。

今は、酒田のシンボルとしてお土産屋さんや米ミュージアム
として使われている。米ミュージアムでは、お米の種類や
育て方、農家の暮らしが展示されていて、普段知らないことが
色々知ることができて勉強になったのだけれど、
一番ズシーンと来たのが、1俵の米俵の重さ。

持ち上げてみましょうと、体験コーナーがあり、
昔の女性は1俵担いでいましたとあったので
やってみたら、ピクリとも動かない。
1俵、約60キロ。かなり重い。

半分の30キロもあったので、やってみると
こちらは担ぐことができた。

昔の女性はすごい。
実際に担ぐコーナーが衝撃的だった。

山居倉庫はNHKドラマ「おしん」の撮影が行われた場所
でもあったらしい。米ミュージアムでも「おしん」のことが
触れられていて、そこで驚かされたのが、海外で放映された
「おしん」の最高視聴率。

なんと、イランでは82%だったそう。
イランに行ったときに、「おしん」のことを言われて??
となったけれど、本当に大人気だったことがよく分かった。

お米のことを知る米ミュージアム、もし
酒田へ訪れることがあるなら是非ともおすすめです。

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