社会不適合と適当主婦
このお題を見たときに、「ううっ」となってしまった。
働くことは、私にとってコンプレックスだからだ。
私は早めに結婚して仕事も辞め、誇れるようなキャリアがない。
子どもが小学校に上がり、「さあ働くぞー」とパートを始めたものの、コロナ休校と子どものケガをきっかけに辞めることになった。
その後、在宅の業務委託の仕事を始めたものの、また今年いっぱいで辞めることに。こちらもコロナの影響で仕事内容に偏りがあり、とても不安定だったのだ。
自分で辞めると決めたものの、また無職となり、あの薄っぺらい職歴の履歴書を書いて探すのかと思うと落ち込む。
正直なところ、子どもも1人だし、そんな贅沢をしなければ専業主婦で暮らしていけるかもしれない。
しかし、この激動の世の中で不安が募る。
今は親も元気だけれど、もし何かあったら。夫ももし病気になったら。
もちろんそんなことを考えたら、きりがないのだけれど。
そして、私は専業主婦として胸を張れるほど、家事が得意ではない。
部屋が汚くても料理が手抜きでも、文句を言わない夫には、心から感謝している。しかし、何をやっても不器用でイマイチな自分が、とてつもなく情けなく感じてしまう。私は社会不適合なのではないかと思っている。
そんなダメダメな私だが、今年2020年はクラウドワークスのWEBライター育成プログラムに参加してみたりして、新たな働き方を踏み出す一歩となった。SNSやインターネットの世界に苦手意識のある私が、ブログを発信したり、noteも書くことができた。大きな変化だ。
アラフォーにして、はたらくってなんだろうに突っかかり、もがき模索し続けているが、それもまたいいかなって最近ようやく思えるようになった。
コロナで社会が変わり、一番大切なのは「適応力」じゃないかと感じているからだ。
社会不適合でもいいやと思える適応である。
来年もきっともがきながら、私は血が通っているし、ネットの向こう側にも血の通った人がいることを意識して働きたいと思っている。
はたらくってなんだろう、はわからないけれど、それさえできればオッケーな気がする。
さて、今年も残りわずか。
大掃除少しづつがんばろう。
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