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ITストラテジスト試験に合格する方法(攻略法、勉強方法と合格体験記)
2022年4月に実施されたITストラテジスト試験に合格しましたので、勉強方法と合格体験記を踏まえて、合格する方法を記事にいたしました。幸運なことに1回目の受験で合格することが出来ましたので、私の勉強方法も悪くはないと考えました。この合格した感覚や意識、気持ちを忘れないうちに、勉強方法や意識したこと、テクニックを一挙大公開です。
※この記事は、ただひたすら合格することを目標にしています。応用情報技術者試験のとき同様、成績は褒められたものではなく、ギリギリです。でも合格は合格です。満点目指さず、8割目指せば合格できます。
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参考 「応用情報技術者試験」合格体験記
https://note.com/hinato749/n/n8bcddf31df53
筆者が実際に書いた合格論文は以下
合格するとどうなるか。
ITストラテジスト試験は、ITを使って稼ぐ力があることを証明できます。また、高度な知識、技能を持つものとして、高度IT人材であることのお墨付きを国から貰えます。
ITストラテジストの人物像
高度IT人材として確立した専門分野をもち、企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動における特定のプロセスについて、情報技術(IT)を活用して事業を改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進する者。また、組込みシステム・IoTを利用したシステムの企画及び開発を統括し、新たな価値を実現するための基本戦略を策定・提案・推進する者
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/st.html
ITストラテジストは全国で8,984人(令和4年8月現在)であり、その希少性の高さから、一人前のSEやIT担当者であるとともに、高度なスキルを持つ人材として、社内でも一目置かれる存在になれます(筆者は周囲の接し方になり、尊敬さえ感じられるようになりました。)「応用情報技術者試験」のときも同じことを書いてますが、「ITストラテジストに合格した筆者さんが言うなら、やるしかないね!」という、すんなり意見が通ることがますます増えました。
また、話ができる幅が広がったため、プロジェクト内で円滑にコミュニケーションが取れるようになったと思います。一番大きいなことは、IT最難関と呼ばれる試験に合格したことの自信と誇りを持てます。何と言っても、これまでIT系情報をネット上で発信することなどしなかった筆者がこうして自身満々に記事を書いているのですから、間違いないです。
会社によっては、報奨金が出たり、昇格の条件になっていたりします。筆者の勤め先は、昇格の条件になっておりますし、私は評価も上がりました。
合格すると、JISTA(ITストラテジスト協会)に正会員として入会できます。月例会と呼ばれるセミナーのようなものを毎月開催され、それはそれはものすごい実力者や有名な方、地位の高い方々の熱い議論が聞けます。この協会に参加できることは、すごく価値があることだと思います。2022年8月から参加させていただきましたが、本当に、皆さん上級ストラテジストだな、と感じました。合格していなくても入会できますので、ご興味がある方はぜひ。
試験概要
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試験地
全国主要都市
受験資格
年齢、学歴等に制限はなく誰でも受験可能
受験料
7,500円(税込)
試験内容
■午前I(高度試験-共通知識)
多肢選択式(四肢択一)30問:50分
テクノロジ系
マネジメント系
ストラテジ系
■午前II(高度試験-専門知識)
多肢選択式(四肢択一)25問:40分
テクノロジ系:技術要素 - セキュリティ
ストラテジ系:
システム戦略 - システム戦略、システム企画
経営戦略 - 経営戦略マネジメント、技術戦略マネジメント、ビジネスインダストリ
企業と法務 - 企業活動、法務
■午後I
記述式 4問中2問解答:90分
■午後II
論述式(3000文字程度で論述)3問中1問解答:120分
【午後の試験 出題範囲】
業種ごとの事業特性を反映し情報技術を活用した事業戦略の策定、または支援に関すること。
業種ごとの事業特性を反映した情報システム戦略と、全体システム化計画の策定に関すること。
業種ごとの事業特性を反映した個別システム化構想・計画の策定に関すること。
事業ごとの前提や制約を考慮した情報システム戦略の実行管理と評価に関すること。
組込みシステムの企画,開発、サポートおよび保守計画の策定・推進に関すること。
合格基準
午前I、午前II、午後Iの試験ともに100点満点の60点以上、午後IIの試験でAランク(A~Dの4ランク中)で合格となります。
さらに詳細に興味がある方は以下をご覧ください。
シラバス
応用情報技術者試験のときは、シラバスに出題される用語が全て記載されており、それを網羅すれば、午後問題は、実は用語説明のつなぎ合わせでした。
しかし、ITストラテジスト試験はざっくりとしすぎて、大方針しかわからないため、通常業務で経営に携わっていない方は、過去問から傾向を読み解くしかないです。逆に普段から業務で行っている人にとっては、当たり前のことを問われます。
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引用元:IPA 「ITストラテジスト試験(レベル4)」シラバス(Ver.4.0)より
ただ、公式としてどのようなことを問いたいのかを理解するために、一度さっと目を通すのは良いでしょうが、1行1行理解しようとすると、都度本1冊は必要になるので、そこまで深く理解しなくても、こんなのが問われるんだなー、程度で良いと思います。
正直「経営環境を把握するための知識」と言われても、社長や役員と話せば?って感じですし、会社の歴史や風土、業界のルールや市場調査や財務諸表や売上原価調べて分析します、って幅広すぎですしね。
攻略法
0次試験
朝起きて、会場に行きましょう。受験しなければ合格できません。私の場合ですが、教室内で来ていない方は居ませんでした。情報処理試験で、この状況はかなり珍しいですが、小さな会場だったので、たまたまかもしれませんね。
本当に合格したいなら、無勉強でも、自身が無くても行きましょう。次の糧になりますし、会場に行って試験をやり切るだけでも、自分の中で何かが変わります。
午前Ⅰ・午前Ⅱ試験対策の戦略
過去問を暗記します。私は午前Ⅰが免除でしたので、午前Ⅰについては割愛させていただきますが、午前Ⅰも過去問からの流用率が高いそうです。
午前Ⅱは、ITストラテジスト試験制度が始まってから十数年程度ですので、300問程度です。答えを全部暗記しましょう。特に計算問題や難しい式を答える問題は過去問の答えそのままです。答え丸暗記で4〜5割取れます。
問題なのが、用語の問題が新規で多いことです。ビジネス用語も多く、これはさすがITストラテジスト試験です。最新のIT情報をニュースや雑誌、IPA関連サイトで常にチェックしていないと答えられない問題が多数出ます。最新で無くても、これまで出ていなかった用語なども出ますので、要注意です。
私の時に出た新規の用語問題で、私が知らなかった問題です。
レグテック
インバウンドマーケティン
需要の価格弾力
マルチサイドプラットフォーム
サイバーフィジカル
フェアユース
知っている人は知っていると思いますので、そこまで身構える必要は無いです。
また、政府やIPAの組織や定義に関する問題も必ず出題されます。これも過去問でチェックした後、関連サイトなどにさっと目を通しましょう。
セキュリティは毎回簡単な問題です。私の時はアクセスポイントの鍵交換の問題でした。
25問中12問は必ず過去問流用です。新規出題の13問中3問正解できれば合格点である60点になります。13問中3問であれば、言い方が悪いですが、カンでもなんとかなります。
確率的にはかなり高確率で合格圏内に入れますので、まずは過去問300問の答えを暗記しましょう。
また、ITストラテジストの午前Ⅱの解説本を一度を読みましょう。唯一の午前Ⅱの解説がある本が以下ですので、一度目を通します。
また、演習は以下のサイトをひたすら回します。
午後Ⅰ試験対策の戦略
とにかく長文の問題が出ます。問題文と問われていることを理解して、明確な説明をする必要があり、こうすれば良い!というものがなかなか無いです。基本的な解き方を練習しながら、とにかく量を解くのが一番良いです。時間配分としては、90分2問を回答する必要がありますので、1問45分で解く必要があります。問題文を1ページ5分で理解して、ページ数が4~5ページですので、20分程度で問題を読み、25分で回答する時間配分で取り組みます。
具体的なペースや解き方は、三好康之さんのyoutubeがとても分かりやすいです。
私はこの動画を1か月前から1日1回毎回視聴し、午後1問題の過去問を全て1回解き理解しました。
また、以下の解説本を熟読し、1回読み切りました。ITストラテジスト試験の午後は、この本1冊あればOKです。
広田 航二さんの丁寧な解説に定評があります。
午後Ⅰ全解説と午後Ⅱ全論文サンプルが掲載されています。とてもおすすめです。
午後Ⅱ(論文)試験対策の戦略
ITストラテジスト(というか、高度試験全部)の一番の山場である論文です。午後Ⅰまでは毎年合格でも、午後Ⅱの論文評価で何年も落ち続ける人も居ます。2,000~3,000文字の文書を2時間という時間で書き切らないといけません。まだ書いていない人は、一度サンプル論文などを書き写してみると良いです。とても書ききれず、集中力もなかなか続きません。はじめた直後はとにかく辛い!
ポイント以下です。
問われていることを必ず書くこと。
文字数は守ること
事業には必ず目標や課題があります。目標や課題を解決するためにこのシステムを企画した、と書く
上記の説得力を持たせるために、事業を取り巻く概要や特性、課題や経営方針をしっかりと書くこと
費用対効果がどのくらい出るのか、どのようにシミュレーションしたかを具体的に書く
システム企画の内容はあまりマニアックにならないくらいに明瞭簡潔に書く
経営層への説明は、必ず数字を使って、事業の目標や課題を解決でき、費用対効果はこのくらいです、という説明とともに、POCなどで事前検証した結果とともに、だからこのシステムを入れます、と書く
経営層からの指摘に対して改善した点を書くパターンはお約束パターンのため、必ず書く
最後に経営会議で企画が承認された、で締める。間違っても、ダメだった、なんて書かないように。
実際私がやったことは以下。
前述した参考書を一読する
サンプル論文を書き写す 3時間×5本
論文に慣れるため、
書くことの練習をしましょう
池上彰さんも
「書き写すことで文章力が養える」
と言っています!ベース論文作成 7日
ベース論文を準備します。
あらかじめ書くことを決めておけば、
実は結構簡単です。
あとは消化試合です。
毎年同じようなテーマが
繰り返されていますので、
本質の部分を作りこんでおくことで、
本番も柔軟に対応できます
※参考にする過去論文は後述します
(このセレクト重要)実際に過去問を解く 11本×2時間
ベース論文をもとに過去問を解きます。
どこかの書き込みでみたのですが、
いずこかの予備校講師が、
論文9本書いて落ちた人がいない、
とおっしゃっていたそうです。
ですので、
私は11本の論文を書きました。
2時間で書き切れるように
練習しましょう。
2の書き写しは、「ALL IN ONE パーフェクトマスター ITストラテジスト」の最初のほうで紹介されている5本を書き写しました。
3のベース論文作成は、一番時間を掛けました。論文とは別に「別名アンケート」と呼ばれるプロジェクトに関する工数や人月などを記載するものがあり、この数字合わせや計算根拠も含めています。
まず私は、ベース論文を以下の過去問で作成しました。これはかなり汎用性が高いのでお勧めです。
H28秋 午後Ⅱ 問1
ビッグデータを活用した革新的なシステム
ビッグデータは、どの業界でも通用しそうなテーマです。ビッグデータと言っても、ただの大量データです。自分のスマホにある写真や動画が何兆倍にもなったな、ことくらいの想像でOKです。
だいたい以下がテンプレとして出題されます。
ア 事業概要、事業環境、事業特性
イ 企画したサービス(システム)の内容
効果
実現方法
これまでのサービスとの違い
(↑試験が一番問いたいのはこれです)
ウ 経営層への説明と評価
改善できる点
(または指摘を受けて改善した点)
まず初めに、問われることは「どんな業界か?」です。
経験がある方なら、システム企画時に関わった業界を書けば良いです。未経験の方は、なるべく身近な業界を選ぶと想像しやすいのではないでしょうか。
(例えば、「大手インターネット通販」「SNS運用企業」「大手ファッションメーカー」など)
今の時代、インターネットで調べれば、なんでもわかります。検索を駆使して、調べながら書いていきましょう。
「この試験で一番価値ある時間は、知らないことを調べながらベース論文を作る時間です」
大手インターネット通販企業を例にすると
事業概要
インターネットを利用した通信販売の大手であるA社は、主に日本国内をターゲットとした小売業であり〜
事業環境
近年、インターネット通販の競走が激化しており、いかに大手の企業が中小企業の販売品を扱うか、顧客に選ばれるか、ECサイトの機能性や品揃えによって、シビアに利用者に選定される。経営目標として、利便性を向上させることで、利用者を増やし、売上高10%を目標にかかげていた
事業特性
インターネット通販の利用者は、実際にものに触れずに購入を行うため、口コミやサイトの見た目、商品の詳細や利用方法、決済方法などきめ細やかに対応する必要があり、常の最新のアップデートが求められた。
こんな感じで問われていることに一つずつ分解して、文書として繋げていきます。
続いて、企画したサービス内容
経営目標を達成するために、利用顧客を増やし、売上増を目指すシステムとして、ビッグデータと人工知能を利用した、顧客志向お勧め商品提案システムを企画した。
これは、利用者の過去の閲覧履歴や購入履歴から、利用者の趣向に似た商品、興味をそそる商品をおすすめ商品として表示する。利用者の年齢やプロフィールから、同じ属性の人がどんなものを購入しているか〜
実現方法
顧客DBの中のビッグデータを利用し、人工知能を用いて利用者の属性をリアルタイムに算出し、商品DBにある属性と紐付けて表示を行う。また、商品画像を解析することで、類似商品を〜
効果
実際に、POCを作成し、一部利用者に対して本仕組みを提供してみたところ、提供していない顧客に対して売上が30%増加した。このことから、開発費を勘定しても、導入後に1年後には費用を回収でき、利益が上がり始めると試算した。*実際の売り上げと利益、開発に掛かる工数と費用を算出して、何年で回収可能かどうかを書きます。
これまでのサービスとの違い
これまでは、同じカテゴリの商品など同時に購入されるものを表示するのみだったが、利用者の趣向に合わせたお勧め商品を表示するようにできる。これにより、従来と比べものにならないほど、利用者の購入率が上がり、〜
最後に、経営層への説明
本企画は、経営目標を達成するために充分な試作であり、POCの結果を具体的な数字で示して説明した。また、開発費を勘定しても、1年後には費用を回収でき、利益が出始めることも具体的にシミュレーションして〜
改善点
経営層から、顧客の趣向に合わせたものばかり表示していると、利用者によっては偏りが出てきてしまうため、今後のビジネスが発展しないのではないか?と指摘があった。そこで私は、利用者と真逆の趣向の商品も提案として一部表示する機能を追加することに、改めて経営会議で説明を行い、承認を得た。
だいぶ長くなってしまいましたが、このような感じで文書の骨組みを作っていき、上手く文書として繋げられると良いかと思います。
4は以下をテーマにベース論文をひたすらカスタマイズして書きます。ここに記載している過去問は、いつも問われる内容が似ているため、書きやすいです。反対に、近年よくでるDX関連の問題や新傾向問題は、これらでは対策が難しいため、記載しておりません。ご了承ください。
R5問1 改修要望の分析と対応方針の立案(new!)
R5問2 リスク対応方針(new!)
R4問1 顧客満足度の向上
R3問2 ステークホルダーの意見調整
R1問1 業務プロセス
H30問1 IT戦略の策定
H29問1 投資効果の検討
H28問1 ビッグデータ(※ベース論文)
H27問2 スケジュールと優先順位
H26問1 業務改革
実際には、自身がなかった「R3問2 ステークホルダーの意見調整」「H30問1 IT戦略の策定」「H29問1 投資効果の検討」「H28問1 ビッグデータ」は2回書きました。また、R5問1、R5問2、R4問1は私自身論文練習はしていませんが、同じ毎年出る似たテーマなので。追加しました。※R5は問1、問2ともにベース論文を作るうえで作りやすいテーマで出題されていましたので、掲載しています。
以下は、実際に試験時に私が書いた論文テーマです。
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よくあるストーリーの大きな流れは、
会社の目標や課題
↓
要求されていること
↓
戦略と解決策
↓
経営層への提案
となります。
これらを意識して書いていくと、自然と書けるようになってきます。
勉強時間
午前Ⅱ:30時間
午後Ⅰ:50時間
午後Ⅱ:70時間
合計:150時間
1月頃から徐々に始め、3月4月は1日中勉強していました。1年に一度の試験なので、やれるだけやりました。最後の1週間は、毎日午後Ⅰを2問、論文を1本書いてました。
また、応用情報技術者試験の記事でも書いたのですが、私が一番意識したのは、非認知能力と呼ばれる人間の能力を体系化したもので、「やり抜く力」「自分を信じる力」「自己肯定感」「モチベーションの維持」「集中力」「忍耐力」「セルフコントロール」などと呼ばれる部分を大切にして、継続的に効率よく勉強する工夫をしました。継続できるモチベーションを保ちながらやり抜くことが一番重要です。これが出来なければ合格はできません。
実際に私が行ったことは別に記事にしました。やる気が出ない人や勉強がどうしても続かない人は、読んでみてください。この行動で、実際に私が合格できましたので、試してみる価値はあると思います。
試験前日と当日
試験前日に良く眠れるように、3日前から睡眠時間を調整します。8時間の睡眠を確保できるように生活リズムを整えましょう。8時間も寝れないという人も居るかもしれませんが、軽い運動などを習慣的に行っていると、良く眠れるようになります。長時間にわたる試験の集中力は睡眠時間が重要なポイントです。
試験当日は、少し早めに到着し、余裕を持って試験に挑めるように心に余裕を持っていきます。また、午前試験が終わったら、すぐに軽めの昼食を食べ、仮眠を取ります。リポビ〇ンDを飲んで午後試験に挑みました。意外と昼休みの過ごし方で午後試験の成績が変わってきますので、しっかり休みましょう。
午後試験は長丁場で長文問題を90分解いたのちに、論文を120分書きますので、かなりの集中力がいります。栄養ドリンクを飲んで頭を体をスッキリさせて挑めば、なんとかなるはずです。
資格取得後
よくネット上で言われる情報では、上流工程を任されるようになり、コンサルタントができるようになり、年収も増加ということですが、やはりこの業界は経験も必要ですので、資格取得してからがスタートです。
近年ではジョブ型雇用が流行ってますので、必要な仕事にて、スキルと経験が必要となることも多いと思います。資格取得をして更に先を目指している方は、経験させてもらえるように動くことも大事です。
最後に
これからITストラテジスト試験を受験される方に、本記事が有用な情報となれば幸いです。
おまけ
論文のアンケートと呼ばれる記載項目は主に以下です。
システム名称:
業種:
規模:
対象業種の領域:
システムの構成:
ネットワーク:
システムの利用者数:
総工数:
総額:
期間:
あなたが所属する企業:
あなたの担当業務:
役割:
所属するチームの構成人数:
担当期間:
詳細は、広田 航二さんの「情報処理教科書 ITストラテジスト」に載っております。ネット上ではあまり情報が出てきませんが、論文と整合性があっていないと落ちますので、お気を付けください。これらも論文とともに評価対象であることをIPAが明言しています。
筆者が実際に書いた合格論文は以下