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#94 『なくす家事』でゆとりある日々を手に入れる
今日はマキさんの『なくす家事』という書籍のご紹介です。
マキさんは、2人の娘を育てるワーキングマザー。新米主婦のころは、めんどうな家事をなんとか好きになろうと努力しましたが、どうしても好きになれず…。
10年かけて “いかに手を抜くか” を考え続けてきたそうです。
『なくす家事』では、そんなマキさんのシンプル家事のノウハウや、潔く手放したことなどを豊富な写真と共に紹介しています。
特に私が「役に立った!」と思っているのが、「自分自身の身支度」と「毎日のご飯づくり」についてです。
"ストレスになる迷い"をなくす
マキさんは、普段の生活の中で、"ストレスに感じる迷い"を極力パターン化するようにしています。
朝の忙しい時間に「何を着ようかな?」と迷ったり、仕事が終わって疲れた頭で「晩ご飯、何をつくろうかな?」と考えたりする時間は、あまり楽しいものではないですよね。
毎日必ずしなければならないなら、ラクが一番!という考えに共感して、私も平日の通勤服は、完全に制服化しています。
マキさんの定番はワンピース。
上下の組み合わせに頭を悩ませることもないですし、洗濯した後もハンガーにかけたまま、クローゼットにしまうだけでいいので合理的です。
お出かけの際の靴やバックの色も「黒」で統一して、迷う時間をなくしているそう。気持ちいいまでの潔さっ!
平日のごはんはシンプルでいい
ごはんづくりも合理的でシンプル。
朝食は、ワンプレートで、パンを主食に、たんぱく質が摂れる卵や加工肉 (ソーゼージや自家製鶏ハムなど)、旬の野菜や果物を組み合わせます。
夕食は、ご飯と具だくさんのお味噌汁、主菜と副菜を1品ずつのスタイルです。調理方法もパターン化し、主菜はお肉orお魚に野菜を一つ組み合わせて、フライパンで炒めて味を調えるだけとかなりシンプル。
ごはん作りをパターン化すると何が起るか? キッチンツールや使うお皿が同じになります。そして、作る順番が同じなので、考えなくてもお米をとぎ、鍋に出汁パックと水を入れて火にかけ、フライパンを準備し、メインおかずを炒めれば、晩ごはんが完成するのです。(中略) なにを作るんだっけ?というストレスのほか、なにを使うんだっけ?というストレスをなくすため、平日のごはんはパターン化しました。
私の実の母が、品数をたくさん出す人だったこともあってか、主婦という立場になった私は、無意識の内に"たくさんの料理を食卓に並べなければならない"と思いこんでいました。
( 今でも実家に帰ると、食べきれない程の料理が次々に出てくる「ザ・田舎のおもてなし」をされます )
でも働きながら、品数をたくさん作るのはしんどかった。
自分自身で勝手にハードルを上げておきながら「ハードルが高くて飛べない!」と不満をため込んでいる状態だったんです。
でも、「もっとラクしていい」と割り切ってしまえば、平日のご飯づくりも苦じゃなくなります。
マキさんの献立を参考にしながら、わが家でも平日のご飯作りをパターン化することにしました。
いくら時短できる方法でも、必要な栄養が摂れないのでは本末転倒ですが、マキさんの献立は簡単で無理がないのに、栄養バランスも整っている印象です。
闇雲にラクすることだけを考えるのではなく、必要なところはしっかりと押さえているあたりも見習いたいところです。
『なくす家事』の詳しい解説記事も書いています。興味を持っていただけた方はこちらも読んでみてください。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。。