「働き方」よりも「漠然としたお金の不安」が問題かも
もし、一生喰うに困らないだけのお金を得られたら、どういう生活をしたいですか?
私の場合はまず、今の勤め先は辞めると思います。
少なくとも、常勤で勤め続けるという選択肢は自分の中にありません。
それなのになぜ、働いているのか?
一番の理由はやはり、金銭を得るためです。
保育園児・小学生の子どもが2人いるので、将来的に大きなお金が必要になるだとうと思っています。
私と同じように、手元にたくさんお金があれば今の仕事を辞めるけれど、 生活があるから働かざるを得ない、という人も多いのではないでしょうか?
「お金の問題」と「働くこと」は、切り離せません。
私は最近「働き方」に関してあーだこーだ考えているですが、
私はいったい、いくらお金があれば満足なんだろう?
と、ふと思いました。
漠然とたくさんのお金が必要だと思っているけれど、果たして本当にそうなのか?
なんとなく不安だから、なんとなく現状維持を選んでいるだけではないか?
将来にいくら必要かなんて、どんなに考えても正確な額は分かりません。でも 全く予想がつかないか?といえば、そんなこともないでしょう。
ということで、実際に計算してみることにしました。
将来に必要な額を算出してみるに当たって、人生の中で「これだけは叶えたい!」と思うものを考えてみたのですが、案外2つだけでした。
子どもに奨学金を借りさせずに大学 (or 専門学校) まで出す (子どもが進学を望む場合)
家族4人で海外旅行に行く
奨学金に関しては色々な価値観があると思いますが、私自身が多額の奨学金を借りて苦労した経験から、できれば子ども達には負債を抱えさせたくないと思っています。
その他に大きなお金がかかることといえば、マイホームの購入や老後資金などが思い浮かびますが、両親の家 (自分の実家・夫の実家両方) が空き家になる可能性が極めて高いことや、年を取った時には最低限の衣食住が賄えればいい、という価値観からそこまで重視していません。
詳細はここでは割愛しますが、大学の学費は文部科学省の資料を参考に、 海外旅行は「タイ」に行くことを想定しました。
するとどうでしょう。
確かに額は大きいけれど、何と言うか大まかにでも必要な金額が具体的な数字で示されたことで、漠然とした不安が
「あと約10年の間に、年間〇円ずつ貯めればいいんだ!」
と、具体的な課題に変化した感じがしました。
逆に、今までちょーざっくりとしか将来必要なお金を考えてこなっかた自分が能天気すぎたのだと思えます。
常勤を続けるとか、転職するとか、パートになるとか、仕事そのものを辞めて専業主婦になるとか、色々な選択肢を考えてみる以前の問題として
自分が満足できる人生には、どれくらいの額が必要なのか試算して、漠然とした不安を払拭する
こちらの方が大切なのではないかと思いました。
もしここで、めちゃくちゃ高い金額が出てきたら、それはそれで四の五の言わずに働く覚悟ができると言うものです。
試算するのはタダですしね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。