♯41【子育て】子どもの「好きなもの」を活かした勉強法
昨日の記事にも書いたのですが、小学2年生になる息子は電車が大好きです。↓↓
そこで、今日は息子の「電車好き」を利用? したお勉強方法をご紹介します。
教育方針という程ではないのですが、私はいわゆる学校のお勉強を「強制」したくないと思っています。
とはいえ、勉強があまりに不得意だと同級生や周りの大人から不当に低く評価されたり、「自分は勉強ができないんだ」と自信をなくしてしまうことにもなりかねません。
そこで、家庭では子どもの「好きなこと」に絡めて、知らず知らずの内に知識が得られるよう、働きかけています。
ひらがなの読み・書きの教科書は鉄道図鑑
息子がひらがなに興味を持ち始めたのは、年中さん (4~5歳)くらいだったと思います。
私は、幼児向けの鉄道図鑑を利用して、ひらがなの読み方を教えていきました。
私「この新幹線はなんて言うんだっけ?」
息子「はやぶさ」
私「そう、この文字が『は』、これが『や』、(文字を指さしながら)『ぶ』、『さ』って読むんだよ。」
息子「へぇ~」
こんなやりとりを繰り返していく内に、息子はひながらの「音」と「文字」が対応していることを学んでいきました。
「かがやき」「はやぶさ」「みずほ」「つばめ」「つばさ」「えき」「てつどう」「せんろ」
など、電車に関連する言葉がどんどん読めるようになってくると、
「しゃしょう」「れっしゃ」
など、2つの文字で一つの音(例:しゃ)として読むものや、書いてあるけれど発音しない文字(例:っ)があることに気付きます。
好きなテーマで勝手に試行錯誤している間に、なんとなく読めるようになってくるので、手間が掛かるのは最初の内だけで、親の労力も意外とかかりません。
ひらがなの書きに関しても、50音表の「あ」から順番に書いていくのでは単調でつまらないので、
先に上げたような電車ワードを書きながら覚えていきました。
都道府県に関する知識も電車から
息子は、電車に関連することならなんでも興味があるらしく、新幹線が停車する駅なんかも覚えていました。
新幹線の路線が書かれた日本地図を、子どもスペースに貼り付けて、嬉しそうに眺めているので、
私「『おおみや』は埼玉県ってところにあるんだよ。「うつのみや」と「なすしおばら」は栃木県、その次の「ふくしま」は福島県。」
と教えていくと、大まかな県の位置関係についても分かるようになってきました。
ただ、駅名と県名がリンクしているため、岩手県と秋田県、どちらが日本海側にあるかまでは覚えきれていないようです。
算数の問題も新幹線に置き換え
算数ですら、鉄道に絡めます。
私「『こまち』が3両います。そこに、『はやぶさ』が4両連結して、さらに『かがやき』が5両連結したら、車両は全部で何両でしょうか?」
といった具合です。
保育園児の頃には、喜んで食いついてくれたのですが、最近では、
息子「『こまち』と『はやぶさ』が『かがやき』と連結することなんてないから、そんな編成はありえないっ!」
と怒りをかってしまうため、もうこの手は使えません。
適当なこと言って、すいません。
おわりに
こんな具合で、子どもの「好きなもの」を活かして、学校の予習ができるようにしています。
もちろん、毎回うまくいくわけではないですし、未就学児から小学校低学年くらいまでの小さなお子さんに対してしか通用しないかもしれません。
また、注意しなければいけないのは、「好きなもの」に「お勉強」の要素を取り入れることを「強制」しないこと。
せっかく子どもがみつけた「好きなもの」を嫌いになってしまったら、本末転倒です。
子どもが嫌がっていないかは、慎重に観察する必要があると思います。
ですが、
「知識を得ることは、楽しいことだ」
と子ども自身に感じてもうらう一つの方法として、参考にして頂ければ嬉しいです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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