【インサイドヘッド2】まだ眠れないので、枕の上で感想を呟く。
インサイドヘッド2を見てきました。
やっぱりピクサーって凄いな、と思わされる作品。普通なら説教くさくなってしまう内容でも、見事にエンタメへと昇華されていました。
ゆる〜くネタバレをしながら、感想を話したいと思います。
今回のテーマ。本編を見るまでは「複雑な感情との向き合い方」だと思っていましたが、おそらく「過去の受容」が主題。
成功体験ばかりに目を向けないで、失敗したこととか、恥ずかしかったこととか、嫌だったこととか、目を背けたくなってしまうことにも目を向けることで、「自分らしさ」に気付けるんだよ、というメッセージ。
文字にしてしまうと本当に説教臭く聞こえてしまうけど、それがピクサーの手にかかれば、
「アニメキャラのポーチーから貰ったダイナマイトで地面を爆発させて、これまでに遠くまで吹っ飛ばしてきた思い出のかけらで雪崩が起こして、それが戻ってきて水に浮かんで、、、」
なんていう風にデフォルメされてしまうんだから本当に凄い。
そしてふと、自分の頭の中ではもう雪崩は起きたのか?と考えしまう。過去を受容しているのか?と考えてしまう。
きっとまだできていないし、加えて僕の頭の中には「ミテミテー」という厄介な感情がいる。みんなに褒められたい、認められたい、という厄介な感情。
そんな厄介な、自分の嫌な部分を全部含めて、いつかは「ナツカシ」と笑えるようになれるのだろうか。