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私と自傷行為。

私が自傷(リストカット・アームカット)を始めたのは高校3年生の時。
「SNSで見たことあるけど、どんな感じなんだろう、やってみよう」

そんな興味本位の自傷は徐々に常習化していく。
手首だけだったのが上腕もプラスになり、安全カミソリが貝印のカミソリになり。

いつしか、手放せなくなっていた。

腕を切ると、なぜかほっとする。
血を見ると、目に見える傷があると、安心する。頭の中がクリアになる。  

心の傷は目に見えない。それが傷という形で見える化することで、私はこんなに傷ついてるんだと安心するのだ。

他にも自分を罰する目的で自傷をすることもある。

自傷の効能として、脳内にエンドルフィンやドーパミンが放出され、高揚感が得られるそうだ。 

周りに自傷行為をしている人がいる方へ。
無理に辞めさせたり、カミソリを取り上げたりしないでください。
自傷は誰かの気を引くためにしているのではなく、心の痛みを抑えてくれる鎮痛薬なのです。

しかし、エスカレートすると自殺のリスクが高まります。見て見ぬふりは、しないでください。

いつか、辞められるといいな。
そんな日は来るだろうか。





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