前半戦を終えてどうだったかを自分の予想と照らし合わせて考える【プロ野球/セ・リーグ】

オールスターだね

あっという間に前半戦が終了。

今はオールスターだが、近年オールスターはあまり見る価値を感じず見ることは少ない…。
成績通りというわけでもなく、人気という観点で言えばセ・リーグは常に歪な選出
ただでさえ交流戦が出来てから新鮮さが無いところにこういうところで興味を失った。

今年もASはabemaで見れるのかな?
それに関しては本当に良いよね。
地上波ってASをちゃんと最後まで映すっけ?
テレビで見ることは無くなっちゃったなあ。



というわけで、今年の前半予想振り返り。


前半戦の予想はどうだった?

自分は1年の予想ではなく、前半・後半と分けて予想の予定。
そして前半はこんな感じでした。


(予想)巨人・横浜・広島・中日・阪神・ヤクルト

(結果)巨人・*広島・*横浜・*阪神・*中日・ヤクルト

ということで、Aクラス・Bクラスの振り分けという点では正解。
ただし、阪神・中日間はAクラス争いと比較するとゲーム差が離れているので100点とはいかず。

各球団別軽く

まず全体的なパワーバランスで言えばやはり巨人が1位で折り返しというのは正解だった。

世間では最下位と予想された横浜を2位とし、バウアー・今永の穴が簡単に埋まるわけではない(これが最下位予想の多かった最大の理由)が、全体的なアベレージ(ローテ6枚)で言えば去年よりは良いと思っていた

正直序盤のバウアーや夏以降の今永は計算ハズレの活躍だったしね。

それに去年は表3枚以外が平良もおらず大貫も開幕から肩をやって、頭数がなかったしね…。

ウェンデルケンと入江を中継ぎの柱として計算していた自分にとってはこの二人が怪我離脱のまま前半を経過したのが完全に(昨年からの)計算外だった。
ウィークポイントが改善されることなく、やっとウェンデルケンが復帰したが中継ぎは駒がいなすぎる…。

良い意味で予想がハズレたのは佐野
単純に数字だけならやはり自分の想定する基準を下回るが、全体的な打低を考えると2年くらい前の水準で大復活していると言っても過言ではない。
不安要素として予想にあげていたが、現在筒香(怪我)・フォード(オースティン)と悩める選択肢になっているのは良いこと

広島に関しては、これは消去法でここに置いていた。
2位か3位か、どちらかに置こうとして流石に打力が低すぎると判断で3位。
しかしその低すぎる打力をどうにかしてしまう2点台を切る先発陣で凌いでる。
今年の状況込みで考えても想定外過ぎた。


阪神はOP戦の状態があまりにもだったので、もっと開幕はコケると思っていた。
ところが、スタートダッシュをキメた部類だったのに驚いた。
流石に状態が上がりきらずにジリジリと後退気味だがここも打線が誰か好調になるのを期待するしかないのではないだろうか。


中日も言ってしまえば消去法。
阪神の状態で前半戦4位に上げたが、それを考慮しなければ5位という点では予想通りといったところ。
4月の首位は打線のつながりがまだ良かったが、結局その安定性がなく打てないんだよね。
カリステでさえ予想外の活躍で、去年の細川といい居なかったら歴代最低得点をもっと余裕で更新ペースだったかも知れない。


上がり目をあまりにも感じられなかったヤクルトも予想通りの最下位。
兎にも角にも投手力が足りず、一番の原因は直近でのドラ1組が活躍できないことなのだろう。
それでもなんとか奥川が帰ってきた(もちろん満足のいく内容ではないが)ことに関してはプラスとして考えるべきなのだろう。
打線もどうしても塩見が居なくなることが多いと…。


後半はどうなるか

交流戦後、この後も平行線との予想もあながち間違いではなく、(Deが上がってきて4チームの争い)
どこも決め手を欠いている状況でここまで来たという感じに。

例えば横浜であれば守備力や中継ぎ、広島・中日は攻撃力のように例年よりもウィークポイントが目立っている印象

だからこそ相対的に弱みが少ない巨人がやはり1番上になっていた

ただそれでも大きく差をつけるだけのものがなく、9月まで現在の順位・ゲーム差のまま混沌とした状態で進行する可能性が相当高いのではないかと思っている。

トレード・離脱組の復帰のようにプラスされる戦力というものがどの球団も見えてこないから尚更そう思わせる。


ひとつ懸念点があるとすれば、気候等によるボールの変化だろう。

反発係数がうんたら、管理方法の変化でボールの水分含有率がどうこう、様々な憶測が飛び交う今シーズン。

夏という気候が昨年の水準レベルまで打撃成績が戻るのではないだろうかっていうのがあるんだよね。

そうなった時に最終的に争うのが打力のある巨人・横浜なんじゃないだろうか。

横浜がここを制するには現状ではウェンデルケンの復調が必須であり、もしかしたらフォードを獲得したこともあり、渡辺を支配下に入れて1軍で使うルートもあるかもしれない。

兎にも角にもあと1枚、トレードでもなんでも中継ぎの確保が必須条件
守備力は今からどうにもならない、シーズン中に改善は無理。


最近はトレードが全然ないからなぁ。
現ドラもあって近年はシーズン中に減っているような印象でなかなか狙いにくい。
打撃状況良くないオリックスあたりが中継ぎを出してくれないだろうか…。

流石に退団したエスコバーがNPB復帰というのも外国人枠的にもないだろうし(あと数年かかる日本人枠)。


予想もしないようなプラス要素が来ない限りは結局、


巨人・横浜・広島・阪神・中日・ヤクルト

で変わらず、並行したまま終わるのかなあと思ってます。

ここから一週間のトレード期間はなにか動くかも知れないので注目。

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