85 / 初のイタリア🇮🇹
数字より言葉の方が好きだ。ぼくは言葉を使って未来を明るいものにし、過去の辛い経験をネタに変えてきた。大好きな言葉はたくさんあるが、『思い立ったが吉日』はそのうちの一つ。
ということで、思い立ってイタリアに飛んだ。
ドバイの口座を手に入れるのにあと数日かかる。今回のホテルは一泊分しかとってなかったし、PayPalが使えたので即飛行機をとった。
長期計画は苦手だ。日本にいた頃も、沖縄に行こうと思い立って、翌日の飛行機で沖縄に飛んだことがある。居酒屋で働いていた時は、夜中に自転車で福岡を出発して、大分まで行ったこともある。
今回は3時発の9時着。6時間で13,300円だった。こないだシェアハウスで一緒になった日本人女性の旅人から、これぐらい安くイタリアに飛べることを教えてもらった。選んだのはもちろん首都のローマ。
爆睡できたので割と疲れがない。さっそく、世界遺産でもあり世界の究極の観光地ベスト500で7位にランクインしている、『コロッセオ』に足を運んだ。
収容人数は5万人。東京ドームと同じだ。
しかしここで行われていたのはスポーツの試合やアーティストのライブではない。ステージに奴隷や犯罪者、そして動物を上げ、殺し合いが行われた。
それを観戦するのが娯楽として市民に提供されていたそうな。そんな歴史がこのコロッセオにはある。今では考えられないけれど、人と人、そして人と動物が殺し合うことに5万人が大興奮して観戦していたらしい。
なんかそれが本当に過去人間のやってきたことだと考えると、なんか。。言葉では表現できない感情になる。
ぼくはあまりじっくり観光しないタイプなので、すぐにコロッセオを出てカルボナーラを探しに街を歩いた。普段は小麦が使われているものを避けているが、今日は別の話だ。ローマはカルボナーラ発祥の地。
専門店っぽいお店に入って店員さんおすすめのカルボナーラを頼んだのだけど、びびった。
死ぬほど美味い。飛んだ。もうね、やばい。
写真で伝わるだろうか。いや、伝わらない。本当に本当に美味しかった。濃厚どころの騒ぎじゃない。
イタリアに滞在中、このカルボナーラを食べたくなる欲求をどう抑えようか考えている。。
まだこっちは昼だが、イタリアと日本の時差は7時間ある。もう日本は夜。早めにホテルに入って配信するとしよう。
明日は、『水の都ヴェネッツェ』へと向かう。
※この物語は日南太の妄想です。