理由がないと休めない人へ

3回目のコロナウイルスワクチン接種をした。
2回目の時は当日夜から副反応で熱が出て、翌日は一日布団から出られずだったので、今回もきっとそうなるだろうと構えていたが、注射を打たれた腕が痛いだけで熱はでなかった。

なんとなく、残念な気持ちになる。

ん？残念？
熱が出ませんように、と祈りながら寝たのに、いざ熱が出ないとなると残念？

なぜだろう、と考えてみた。

分かった。
私は一日中布団の中で過ごしたかったんだ。

熱が出た時のために枕元に本を持っていっていたし。布団の中で過ごす準備は万全だった。

一日、娘の面倒も夫に見てもらえて、家事も夫がしてくれて、そんな生活がしてみたかったんだ。2回目ワクチン接種の時は、まだ母乳をあげていたので、熱でダウンしていても授乳だけはしないといけなかった。それが今回は完全にミルクだけなので、全て夫にしてもらえると思ってたんだ…。

私って、本当に休めない人なんだな、とつくづく思った。

理由がないと休めない。「ちょっと休みたいから、今日は全部お願いね」もできないし、休日一人で一日中外出とかもできない。結婚式とか何らかのどうしてもの理由がないと一日家を空けることもできない。

これは私の性格なんだと思うなぁ。昔からそう。手を抜くのが苦手だった。この性格、良い面もあるけど、すごく危険なのも分かってる。
母が同じ性格だった。真面目で頑張り屋さんで、そして体調を崩してしまった。精神的に参ってしまった。一度、精神的に崩れてしまうとなかなか戻れないのよね。だから、そうならないようにしないといけない。

私と同じように、理由がないと休めない人、たくさんいると思うなぁ。

これは私に言い聞かせていますが、「疲れた」は休むための立派な理由。何となく疲れたなぁとか、調子が良くないなぁとか、胃が痛いなぁとか。自分の体の声にちゃんと耳を傾けてあげること。そして何より睡眠をしっかり取ること。大丈夫だと思っても、たまには休む時間をあげること。

これって意識していないとできないの、私だけかな？
ずーーっと永遠に走り続けてしまうの。だって、走ってるの楽しいし達成感もあるし、走っている自分が好きだから。
だけど、一度崩れてしまうと、一生同じようには走れなくなったりする。休むって大事。

何度でも自分に言い聞かせよう。