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一生お金に困らない心理学②

おはようございます☀️
社会福祉士のぽこです。
人生の足取りを軽くして、もっと明日にワクワクするような内容を発信しています💐
「この仕事は好きだけど、精神的にしんどいな・・・」
「朝起きるのが憂鬱。1日のスタートにワクワクしない。」
そのモヤモヤを、ワクワクに変えるための気づきをまとめたブログです。


◇一生お金に困らない心理学②

今日は、先日投稿した記事の続きになります。

お金の心理学に関する書籍から学んだこと、残りの5つを紹介します。
「お金はあればあるだけいいでしょ!!」
「たくさん稼いで貯めておけばいいんでしょ?」
もっと複雑で、もっと繊細な向き合い方があります。

ぜひお金との向き合い方を考え直すきっかけにしてください。

①心理的リアクタンス

どんなに好きなことでも、自分でコントロールできないと辛い。
自分でコントロールできないスケジュールに従って好きなことをするのは、嫌いなことをしているのと同じ。

本書より

高校生の頃、進路担当の先生からは「好きなことを仕事にしよう!」と言われていました。
しかし私たち生徒はいつも「それがわからないから苦労するんじゃん・・・」なんて思っていたものです。

社会人になって、私は好きな福祉というテーマで仕事をしています。
好きなことを仕事にできて幸せだなぁと思う時と、好きだけどこの仕事は辛いなと思う時とある。

好きな仕事イコール幸せではないのだと、社会人4年目にして気がつきました。

でも、4年間ずっと好きな福祉という仕事をしている。
ではなぜ辛い時と楽しい時とあるのか?

そのモヤモヤを言い表してくれたのが、本書の文章でした。

忙しすぎたり暇すぎたりと、自由に身動きが取れない時期。
私は決まってこの時期に「転職したいな」と考えていました。

要は、いくら好きな仕事であっても、自分の好きなように時間を使えなかったり、思うように動けないことにストレスを感じていたのです。
この状態を、心理的リアクタンスと言います。

子どもの頃、宿題をしようとしていたら母親から「宿題しなさい!」と言われてやる気を失ったことはありませんか?
「今やろうと思っていたのに!やる気が失せた!」と言い返したことがあるのは、きっと私だけではないはずです。

これも、心理的リアクタンス。
要は「好きにさせてよ」欲というわけです。

これが叶わない時、人は好きなことをしていたとしてもストレスを感じてしまうのです。

②富について

リッチとウェルスは違う。
たくさん稼いでたくさん使えばリッチだし、たくさん稼いで使わずに自分のところに蓄えておけばウェルス=富である。

本書より

お金持ちという言葉に、どのようなイメージがありますか?
いい車に乗って、いい服を着て、大きな家に住んでいて・・・

そのイメージ、実はお金持ちに対するイメージではありません。
それはただ単に「お金を使っている人」のイメージです。

実際にその人がお金をたくさん持っているかどうかは分かりません。
ローンを組んで車を買っているかもしれない。
逆に、軽自動車に乗っているお金持ちもいるでしょう。

リッチに見せることはできても、本当の意味で富を持つには「使わずに貯めて維持する力」が必要。
たくさん運動した分たくさん食べよう!では痩せないのと同じで、お金も使えば使うほど富とはかけ離れていくのです。

③コントローラブルな範囲はどこか

投資は結果がわからない。
けど倹約は自分でコントロールできる
まずは少ないお金で幸せになる方法を学ぶこと。

本書より

②の内容と重なりますが、お金持ちになるためにはまず少ないお金で幸せになる方法を学ぶことが大切です。

投資が上手な人もいます。
しかし、多くの人は初心者ですし、プロでも株価の動きを正確に予測することは不可能です。
つまり、投資はアンコントローラブルな世界。

逆にコントロールできる世界はどこか?
それは、倹約生活です。

質素に暮らせというわけではなく、少ないお金でも満足できる人になるトレーニングにすぎません。
お金を使わなくても済む生活を心がけて、コントロールできる範囲で富を保っていくのがいちばんの近道です。

④好きな会社の株を買え

人は感情的な生き物。
合理性より感情が勝つ。
理性で長期投資ができないのなら、感情的に持っていたいと思える会社の株を長く保有していたら良い。

本書より

どこに投資しようか?
そう迷った時、多くの人は「これから成長しそうな会社」を選びます。

ですが本当に選ぶべきは、自分が好きな会社です。

好きなお菓子を作っている会社でもいい。
好きな服のブランドでもいい。

好きなアーティストの会社でもいいでしょう。

大切なのは、長く持ち続けることです。

ほとんどの株は、長期的に保有すれば伸びていきます。
しかしこの長期的というのは、数年ではありません。
20年、30年・・・
20代の私が今買って年金暮らしになった頃・・・という長いスパンで考えなければなりません。

そしてこの間、絶対に株価が下がるタイミングがきます。
もしかしたら、株価が大きく下がって「売ったほうがいいのかな」と迷うこともあるかもしれません。

そんな時に売らずに持ち続けるメンタルでいるためには、好きな会社の株であることが一番なのです。

株価は落ちているけど、この会社が好きだからまだ持っていたい。
そんなふうに思える会社に投資できたら、自然と資産は増えていきます。

⑤歴史の終わり錯覚

これだ!自分はこれからずっとこの状態で生きるんだ!と思い込むこと。

本書より

人は今の状態がずっと続くのだと思い込みやすい生き物です。
これを、歴史の終わり錯覚と呼びます。

実際には、数年前のiPhone登場で世界の常識は変わり、コロナ禍を経てまた変わり、AIの進化でまた変わりつつある世界。

これからどんなふうに変わるのか。
それは、私たちが想像する範疇を優に超えています。

想像つかないところまで変化する、ということは分かりきっていますが、その世界がどんなものなのか、どうなるのかは全く分かりません。

そしてそれは、私たち個人にも言えることです。
もうすぐ年末になりますが、1年前の自分は今の自分の姿を想像していましたか?

今の状態の自分、今の状態の世界であり続けることはありません。
いつでも全て変化している。
それを忘れずにいることが、投資の世界でも大切です。

だからこそ今はやっている株をたくさん購入したり、一か八かの賭けに出たりと無計画な投資は失敗しやすいのです。
今この瞬間に「いける!」と思っても、次の瞬間には落ちている。
そんな危うい投資ではなく、長期的に安心できる投資で資産を形成していく必要があるのです。


ということで、2回にわたって書籍「psychology of money」の紹介をしました。
お金の勉強というよりかは、生き方のバイブルのような本です。
ぜひ一度読んでみてください。


それでは、また次の記事でお待ちしております💐


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