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【支援】利用者支援にかかる費用、考えたことありますか?

おはようございます☀️
社会福祉士のぽこです。
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◇どこまで福祉を充実させるか問題

本日は月曜日。
本来は通常記事のまとめ記事を執筆する日ですが、土曜日にメンバーシップ記事を更新できなかったため、本日もメンバーシップ記事とさせていただきます。

メンバーシップにご加入いただいている皆様、いつも本当にありがとうございます💐

さて、今日のテーマは「私たちはどこまで福祉を充実させたら良いのか」という答えのない疑問について。
救護施設という、生活保護制度と密接する施設で働いていると、「いくら社会保障費があっても足りることはないんだろうな」と思う場面が多々あります。

それを踏まえて、どこまで福祉を充実させるべきなのか。

私なりに考えてみようと思います。

・生活保護制度の入所施設運営

私が働く救護施設は、生活保護法に基づく入所施設です。
利用者は全員生活保護受給者。
施設運営に関わる費用は、法人の手出し以外は全て公費です。

私の施設で言うと、利用者を一人入所させると、人件費や施設運営に関わる費用として毎月20万強ほどが行政から入金されます。
それプラス、利用者の生活費として65000円程度が入金される仕組みです。

私の施設には約60人の利用者がいるため、施設としての運営費は月に1200万円。
そこから人件費や事務費(コピーや書類作成、郵送代など)、施設物品の購入等を行います。
約30人の職員がおり、平均して月の給与は30万円くらいでしょうか。
(40〜50年勤務している人が多いため高く見積もっています)

社会保険料を支払えばほとんどが人件費に充てがわれます。

給食の外注費用や、利用者が殴って壊した物品の修理、公用車の管理コストなどを加えると、わが法人ながらよく頑張っているなと思います。

管理職の皆様が、少しでも加算を取ろうとするのがよくわかります。

・生活保護制度で受けられる支援

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