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今年の漢字「委」について語る

おはようございます☀️
社会福祉士のぽこです。

生活保護受給者のための施設である、救護施設の相談員をしています。
毎日利用者と接する中で気づいたあれこれをまとめたブログです。

今年の漢字「委」について語る

今日は、私が毎日聴いているこちらのVoicyからテーマをいただきました。

毎朝、というより1日のどのタイミングで聴いても、耳から元気をもらえる美筋ヨガレディオ。ヨガのアーサナ(ポーズ)だけでなく、細かな解剖学やヨガ哲学、人生におけるマインドセットまで、幅広くトピックとして取り上げているチャンネルです。なおさんとマシさんの掛け合いが面白くて、人前では聞けない(吹き出してしまうので)チャンネルです😂

そんな美筋ヨガレディオでは、先月から新たな取り組みが始まっています。

その名も「美筋ヨガブログチャレンジ」。毎月一つのお題に沿って、リスナーがそれぞれブログを書くチャレンジです。

今月のテーマが「今年の漢字」だったので、私も乗っかって今年の漢字を宣言したいと思います☀️

2025年は、この漢字を軸に生きていこうと思います。

「委」


その理由について、少しばかり語らせてください。

「なんとかしなきゃ」から解放される

大晦日の夜、こんなつぶやきを投稿しました。

メンバーシップ記事ではもうお伝えしていますが、今妊娠4ヶ月目に入っています。流産のリスクが高い妊娠初期のことを「12週の壁」なんて言いますが、昨日の12週検診で赤ちゃんが元気にお腹の中で動き回っているのが確認できました。一安心です。

今のところ、私も赤ちゃんも元気💪

昨年師走に入った頃に妊娠が発覚し、私が今まで抱いていた生き方の価値観が変わりつつあります。そして、その結果として出てきた言葉が「委ねる」でした。

私は今まで「本番に強い」タイプでした。何かトラブルがあっても、なんだかんだ結局うまくいく。周囲の助けをたくさんいただいて、自分なりになんとかする力も身につけて、自分で結果を掴み取りにいくタイプでした。


・自分でなんとかする力について



それゆえに、自分の力が及ばないトラブルに対してどこか「どうにかしてうまく行かせることができるはず」なんて思い込みを持っていたのです。仕事のトラブルや家族とのすれ違い、個人的な日常のトラブルであれば「なんだかんだなんとかなった」という結果を作るのは簡単。ですが、妊娠となるとそうもいきません。

私以外の生命と、共同生活になるということ。それは私にとって、自分の体が自分の思い通りにいかなくなるという経験でした。

アンコントーラブルな心配ばかり


今までは、風邪をひいた時はこうすると改善するとか、睡眠不足が続いている時はこれをすると治るとか、機嫌が悪い時はこうするといいとか、改善策もその先に得られる結果もすべて自分次第。

しかし妊娠してからというもの、つわりで何をどう工夫しても気持ち悪いし、何を食べても美味しくないし、どれだけ寝ても元気が出ず家事も勉強も手につかない日々。ソファに寝たきりの毎日なのに、お腹の中できちんと赤ちゃんが育っているかどうか朝から晩までずーっと心配でした。

「ちゃんと育ってるかな」
「どうしたら体調が良くなるかな」

そんなふうに、私なりの得たい結果を求めては、それが手に入らない不安と焦りに追われる1ヶ月でした。

悩み抜いた末に気づいたこと。
それが、「やれることだけやって、あとは任せよう」という諦めです。

調べたところ、妊娠初期の流産のほとんどが先天性の染色体異常だそうです。私がどうこうしたって、赤ちゃんの結果は決まっています。

つわりも、医学的な原因は明確になっていません。人によって「こうすると楽だよ」とか対処療法はありますが、それが私に合うかどうかは別の話。YouTubeでつわり談を見まくったって、私にぴったりの解消法なんてどこにもないのもわかっていました。

であれば、もう私にできることは何もない。「とにかく横になって休みましょう」と書かれたサイトばかりで、私にできることは体に素直になって休むことなんだと諦めがつくようになりました。

結果には自分以外の要因がたくさん

ただの体調不良や、資格取得の努力だけであれば、自分の努力だけで乗り越えられることも多いでしょう。外部のウイルスや、当日出題される問題は外部要因ですが、それ以外に自分の体調管理や事前の学習が結果に大きく影響します。

しかし、他者が絡んでくると話は別です。

仕事で相手先との調整でトラブルがあった時、原因は私と相手の2人の間にだけ存在するのでしょうか?

私自身の上司や、相手先の上司、その相手先の他の取引先など、様々な要因が複雑に絡み合った末のトラブルなのではないでしょうか。

赤ちゃんも一緒です。私にできることを精一杯やったとて、赤ちゃん次第で結果は変わります。私一人が「こうしたい!」「こんな子に生まれてきてほしい!」なんて勝手に願ったところで、赤ちゃんからすれば「勝手に期待しないでよ」という話です。

であれば、時には結果を自分以外の誰かに委ねることも必要なのだと思います。

自分一人でなんとか結果を手繰り寄せようとする力は、もうあります。その頑固さには自信があります。笑

なので、2025年は1年かけて「他者に結果を委ねる」勇気を育てていきたいと思います。お腹の中で自由に生きていてもらうためにも、私自身がもう少し楽に肩の力を抜いて生きるためにも、「私はなんでも思い通りにするんだ!!」なんて意固地な考えを手放せる柔軟さを持ちたい。

あわよくば、どちらかに偏るのではなく、ケースバイケースで、委ねたり手繰り寄せたり切り替えられる人間に育っていきたいなと思うのです。

今年1年かけて、赤ちゃんと一緒にそんなふうに成長していきたいと思います💐



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ぽこ【社会福祉士】時々【ヨガ】
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