愛があればお金なんてというけれど、やはりお金は大切だし幸せになりたい。
「愛があればお金なんて」
この「法則」の正解はわからないが、サスペンスではお金が原因で殺人が起きるというのが定番である。しかし放送時間終了15分前ごろのネタばらし時間になると保険金殺人や遺産狙いといったお金が原因と思わせて、実は愛するがための復讐という理由だったという結末で終わることが多い。
その理論からすると「愛があればお金なんて」という法則が成り立つことになる。
まあ、今のところサスペンスほどの劇的な人生はおくっていないつもりであり、そういう意味ではお金というのは確かに無いより有ったほうが良いのではないかと思っている。まあ、買ってもいないのに「宝くじにあたらないかな」と思ったり、初詣ではお金持ちになりたいなどバチあたりなお願いをしている。
しかし、何の理由もなく目の前に20兆円お金を積まれてどうぞと言われてもただ怪しいだけで、頼まれてもいらないと答えるだろう。
自分で行動したものに対しての対価ということに意味がある。理由なきお金は不幸を招きそうだからである。まあ、理由なきお金を手にすることはないと思うので心配はないけれど。
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ところで、私はいつもニコニコ現金払い派である。携帯電話、amazonなどのネットショッピングなどはクレジットカード払いにしているが、それ以外でカードをだして支払いすることはあまりない。忘れたころに、使ったお金が引かれることが嫌なのだ。
とはいえ最近は現金で支払うことは少なくなった。
今はほとんどがSuica払いである。そのチャージはLINE Payから行う。LINE Pay自体はプリペイドカード方式で、残金が3000円以下になると銀行口座から自動チャージされるという設定にしている。
これであれば、忘れた頃に引かれるということはなく現金払い的な使い方ができる。そしておつりで小銭でお財布がパンパンになることも少なくなるし、ATMへ出向く回数が少なくなる。そしてなんといっても支払い方がスマートである。
いいこと三昧である。とはいえ、災害時にはこういったものが使えなくなる心配もあるので一応ある程度の現金も持ち歩いている。
まあ、最近では、クレジットカードやQR決済などで手元に現金がなくても支払える「魔法」が流行っており、物理的なお金は動かず数字だけが動いているわけである。そう考えるとものすごく恐ろしい。
お金って一体なんなんだろうと根本から考え直さないといけないのかもしれない。
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話はもどるが、どうしてお金が欲しいのかという理由は、生活していくためというのが一番大きな理由ではあるものの、本当の目的はお金そのものではなく、そのお金の先にある幸せなんだろうと思う。
「愛があればお金なんていらない」とは思わないけれど、
「幸せはお金で買える」という問題には答えることができない。
誰もが幸せを感じたいのは共通だと思うが、その幸せの定義は本人が決めることだからである。
それでも生きていくためにはお金は必要である。それだけは間違いないと思う。