妙齢のクリスマスの過ごし方 2022
今日はクリスマスイブであることを朝起きて気がついた。もうすぐクリスマスということは感じていたけれど、どこか人ごとのように思っていた。昨年まではイルミネーションキラキラなところが勤務地だったので、毎日その景色を見ていればイヤでもクリスマスを感じるのは当たり前だったが、今はほぼリモートワークで、外出が少なくなったので外の変化に疎くなる。ついでに自分自身の身なりもテキトウになりキラキラから遠のいている。クリスマスが人ごとになるのも当然のことだろう。
クリスマスを思うと不思議と心がチクチク痛む。
昨年の「妙齢のクリスマスの過ごし方」にこんなことを書いていたが、今年が終わる焦燥感に、幸せな日々が薄れていく不安を重ねているのではないかと思う。
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その不安をかき消すかのように大量のお菓子を買い込み自分の部屋の隅に重ねる。だからといってそれらを食べまくるわけではなく「大量のお菓子」が見えることで満足する。ただし私の胃の分量より多いため気をつけないと賞味期限が切れるため、時々これらが食事になってしまうことがある。
今年はシュトーレン(シュトレン)を大量に買い込んだ。本来はクリスマスを待つ4週間の期間に少しずつスライスして食べるものらしいが、実はまだ食べ切れていない。きっと今年中に食べ切るのは難しくクリスマスが終わっていても関係なく食べ続けようと思う。
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大量の甘いものだけでは満たされないことがある。そんな思いを時々恋人につぶやく。なだめることはあまりなく厳しいことを言われるときもある。その場だけではなく長い目で見てどうしたら良いかを伝えてくれる。そんな恋人がいるから努力しようと思えるのだろう。とはいえ、時々は甘えたいときもあるし甘やかせてほしいけれどね。今日はクリスマスイブだから愛と感謝を込めて。
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そして、