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フィギュア西日本シニア男子現地観戦記録!! In ガイシアリーナ 2日目

こんにちは!ひなです✨️
少し遅くなってしまいましたが、引き続き2日目の現地観戦記録も書いていきたいと思います!

実はと言うほどの話でも無いのですが、1日目の記録はX(旧Twitter)上にメモしたものを参考にして書いたので内容がしっかりしていますが、2日目はメモを取るのを忘れてしまったので、前回と比較すると内容としてはややざっくりしているかもしれません笑

例によって、予定の時間よりも少し早く到着できたので一部シニア女子の内容も含みます。

(サムネの画像が1日目と同じなのはご容赦ください、撮影禁止だったのでこれしか無いんですよね。笑)

それではどうぞ!!


現地観戦2日目!

1.シニア女子

女子選手の演技をじっくり観るのは、果たしていつぶりなのだろうか。

2022年に友野選手の演技に魅了されて以来、(※初投稿記事参照)
男子シングルの沼にどっぷりと浸かってしまったため、女子の演技を観る機会が徐々に減っていった。


しかし、この時こうして久々に女子の演技をきちんと観る機会が出来たので、内心凄くワクワクしていた。


社会人スケーターの大庭雅選手や、
中京大学の精鋭、山下真瑚選手、河辺愛菜選手、
そして高橋大輔さん主催のアイスショー、滑走屋の一員であった
三宅咲綺選手など、観たい選手は沢山いた。


中でも特に衝撃を受けたのは大庭雅選手。
儚いけれど決して折れそうでは無く、どこかに必ず力強さがあり、涙を流しているかのような、観客側に訴えかけるような演技だった。


これには思わず、現地で観ていた私も涙してしまった。


河辺愛菜選手も高い演技力を感じさせる演技をしていた。
曲の終盤にかけての表情や動きの変化は目を見張るものがあった。


山下真瑚選手は言うまでもなく素晴らしい。
今季のショートも良いが、フリーはショートよりも更に彼女自身の良さが出ているプログラムだと感じた。


彼女のスケーティングは常に繊細さと疾走感という、二つの面を持ち合わせている。
ジャンプも安定感があり素晴らしかった。



三宅咲綺選手の演技は生で観るとより凄さがわかった。
大人の強さや妖艶さがある演技なのだが、常に上品なのだ。そして、洗練されている。
カッコいい。
持ち味の疾走感も健在だった。



他にも書きたいことが沢山あるのだが、何せ興奮しすぎていて、あまり記憶に残っていないため
それが何よりも一番悔しい。
後からまたFODで見返してみようと思う。

また、全体を通して(生では一部しか観ていないが)思ったことがある。
あくまでも個人の意見だが、女子は男子と比較すると、オールラウンダーな選手が多い印象を受けたということだ。

男子選手はジャンプばかりに偏ってしまって表現力が伴っていないケースも多い。
また、これはごく少数なのだが表現力が突出しすぎていてジャンプ力が追いついておらず、中々惜しいことになってしまっているケースも見受けられる。
(※特定の選手を指している訳では無い)

しかし、女子は表現力も豊かで尚且つ技術も伴っているという場合が上位に行けば行くほど多い。
そこで改めて、日本女子のレベルの高さを知った。

男子選手には男子選手のスケーティング、女子選手には女子選手のスケーティングの良さがある。
これを機会に、シニア女子の演技ももう少し詳しく掘り下げていこうと思った。




1日目と比較すると、大分現地で過ごす要領も分かってきたので、より選手の演技に集中して観戦することができた。



ちなみにこの時の服装は長袖Tシャツ、白パーカー。

幸い2日目の天気は良好で、一部水溜りが残っている箇所を除いては濡れる心配も無かったので、防寒対策にシフトしてロングデニムパンツを履いて行くことが出来た。
ホテルでも美味しい食事を楽しむ事が出来たのだが、これは後述する。

2.シニア男子

さて、どこから書いていこうか。


先述した通り、高揚感で当日の記憶がとんでしまっているため、言葉が全く浮かんでこない。


嬉しくて仕方が無かったはずなのに。
好きなバンドのライブの時に起こる現象と全く同じものが今起こっている。

そうそう、思い出した。

シニア男子の1番滑走は、この前の記事で推しになったと書いた立神杏士郎選手。


使用曲は木科雄登選手が昨シーズン使用していた曲、『Primavera』の作曲者である
Ludovico Einaudi(えっと…読み方なんだっけ…)氏のメドレーらしい。
思い出した。ルドヴィコ・エイナウディ氏だ。



序盤で使用されていた曲がまさにPrimaveraで、
繊細さ、儚さといったものが全面に押し出されていた。
中盤から曲調が変わり、曲の展開はより一層悲壮感を増していく。

ショートではあんなに幸せオーラを醸し出していた彼が、フリーでは一変してこんなに物悲しいオーラを漂わせているのだ。

なんて切ない演技なんだろう。

何だか観ていてこちらも思わず泣けてくる。

やはり、彼の演技力は飛び抜けていると思う。



フリーでもキスクラでは少し残念そうな表情を浮かべていたが、ショートよりは順位がよかった。
よく頑張ってくれた、という想いを込めて精一杯拍手した。

これからも応援しています。



鈴木零偉選手は、ショートも良かったがフリーもとても良かった。

順位は11位と少し悔しい結果になってしまったが、
曲調に合わせた所作やジャンプやスピンなどの技術的な面でも優れたものを持っている選手だなと改めて感じたし、
緑色の綺麗な衣装もよく映えていて、明るく溌剌とした演技ともよく合っていた。

ずっと見ていたいと思えるプログラムだったと思う。


そして凄かったのが垂水爽空選手。
ここまで疾走感と気迫に溢れた演技をする選手は未だかつて見たことがない。

敢えて形容するならば、『男らしい』という言葉が一番合っている。そんな選手だ。

フリーは羽生結弦選手も使用していたことがあるロミオとジュリエット。
羽生選手のロミジュリもかなり迫力満点だったが、
垂水選手の演技も中々に凄みがあった。

彼の演技は是非とも生で一度は見て欲しいと思った。



次はショートで6位だった木科雄登選手。

フリーの使用曲はロンド・カプリチオーソで、
これも彼自身が中学時代から滑りたいと思い続けて選曲したプログラム。

これは余談だが、その時当時のコーチである無良隆志先生に相談したところ、彼にはまだ早いと言われたらしい。


しかし、今の彼にはあの頃のような未熟さは無かった。

Primaveraに少し似た衣装を身に纏っていたが、あの頃よりも少し力強さが増しているような気もする。


いきなりトリプルアクセルを2本決めてきた時は驚いた!

ひとたび会場は歓喜の雄叫びで溢れかえり、繊細さの中にも気迫が溢れる圧巻の演技で観客を魅了した。


演技が終了した頃には会場の半数以上がスタオベしており、拍手と歓声で埋め尽くされた。


キスクラでは思わず笑みが溢れ、無邪気にガッツポーズをしていた。


氷上では大人の演技を見せてくれた彼だが、氷を離れると少年の頃のような無邪気な幼気さを残した笑顔を見せる、不思議な選手だ。



ここから更に会場の熱気はヒートアップしていく。


中村俊介選手のフリー、Io Ci Sarò も圧巻だった。
今まで彼の今季のショートとフリーの演技を見て、
ショートの方が好みだなと感じていたが、その思いを変えてしまうほどの勢いで衝撃を受けた。


もともと彼は疾走感のある演技が持ち味の選手だが、今回は曲に合わせた繊細さもきちんと表現されていた。
指先にまで意識が行き届いた表現が圧巻で、曲調が盛り上がると同時に体全体を大きく使っていたのが凄かった。


殿こと織田信成選手のフリーも感動した。
ショートのエンタメ性たっぷりのプロとは一変して、しっとりとした大人のプログラム。


繊細さや彼自身の高い柔軟性がとても良く活かされていたし、
流石38歳といった感じで、洗練されたオーラが凄かった。

前回の記事でも書いたが、彼は今季が現役最後の年となるので、全日本では思いっきり暴れ回ってほしいと思う。


こうして白熱の闘いは幕を閉じた。
私の好きな選手の中にも、全日本に進出できる選手と、惜しくも進出が叶わなかった選手の両方がいたが、
全員が本当に頑張っていたと思うし、お世辞とかではなく心から一人一人が違った意味で魅力的な演技をしていたと感じた。

今回は体力的な余裕も考えてシニア男子フリーのみの観戦となってしまったが、今後はジュニアやシニア女子も見てみようと思う。

こうして、私の西日本現地観戦は幕を閉じたのであった。


〜余談〜

先ほど『ホテルで美味しい食事をした』という話をした通り、一応ホテルに泊まったのでその時の余談を書いていこうと思う。
需要があるかどうかわからないけど。

過去に1回氷艶2024を観に行ったことがあるのだが、その時泊まったホテルはシングルだというだけあってとにかく狭かった。

しかし、今回宿泊したホテルはそれなりに広さはあったし、何よりも食事が美味しかった。


しっかり味噌の味が染みたどて煮丼


まずは、ホテルで食べたどて煮丼。
口に入れた瞬間にほろほろと解ける食感が最高だった。
味噌のコクがあるのも中々良き。
シャキシャキとしたネギの食感が丁度いいアクセントになる。


人生2回目のモンブラン

モンブランが何よりも最高だった。
ただのモンブランではなく、周りに抹茶のパウダーがかかっている。
栗の優しい甘みと抹茶の香ばしさ、この2つが合わないはずがない。
クリームはとろっとしていて芳醇だが甘すぎず、
しっかりと甘いスポンジケーキと合わせるととても美味しい。
甘党では無いが、ハマりそうな美味さだった。


最後に


ホテル館内の自販機で買ったアンパンマンジュース。
童心を忘れないことも大事だ



さて、2日間にも及んだ観戦旅行記もこれにて完結です!


かなり長文になってしまったにも関わらず、ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました😭(毎回言ってる)


推しの演技が生で見れて嬉しかっただけでなく、新たな視点からフィギュアを見つめ直すこともできたし、
新たな推しも増えたのでかなり今年の中で思い出に残る遠征になりました😊

これからも自分のペースで更新していきたいと思います!

それではまた〜!

                   ひな❄⛸️

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