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堀口珈琲のドリップ講習会

堀口珈琲で開催された
ドリップ講習会に参加してきました。

定員は4名。
カウンターで講習を受けた後、実践します。

お洒落な店内で
バリスタから教わる、ドリップのコツ。
堀口珈琲の豆を使ってきちんと温度や時間を計って
講師1名、生徒4名の淹れたコーヒーを試飲します。

有料の講習会なので
教えていただいた内容についてここには書けませんが
とても理解しやすい説明でした。

これまで自己流で淹れてきたアレコレは
いろんな情報の混在で散らかっていたのね、と勉強になりました。

大切なことは、自分の好みを理解し
自分の生活の中の心地良いやり方を採用し整えていくこと。

情報はどれも間違いではなく、方法はたくさんあるけれど
選ぶ時には一定の法則を持っていた方が目指すイメージに到達しやすい。
これはわたしが感じたことです。


一通りの抽出方法のコツを教わったあと
バリスタの淹れたコーヒーを試飲しました。
豆の特徴を活かした味わいはさすが!です。

次に、バリスタが付きっきりで一人づつコーヒーを淹れてみます。

「毎朝自分で淹れてます」なんて言った手前
みんなの見ている前で淹れるのは少し緊張します。

これを、全員で試飲します。

4名の生徒のコーヒーを試飲して驚きました。
味も香りも、ひとりずつ違うんですよね。
感動しました。

同じ条件で淹れたのに
それぞれの味になっています。
これはどうしたことなのでしょうか?

「だからこそバリスタの大会があるんですね!」
と思わず言ってしまいました。
4名とも試飲には感じるところあり
「ふうん」と一瞬、黙ってしまいました。

今回ご一緒に参加したかたは
堀口珈琲ファンの常連の皆様で
お話の仕方も、接し方もステキな方ばかりでした。

品の良い男性に挟まれてカウンターに座っていると
急に自分のモジャモジャ頭が気になってしまい
直したいけど、講習中は髪の毛に触ったりしない方がいいから我慢。
ちょっとドキドキ。

最後に、堀口珈琲の豆をお土産にいただけるということで
数あるレギュラーコーヒーから選ばせていただきました。

男性おふたりは「4」を。
(堀口珈琲では9種類の豆を数字で呼びます)
「4」は
花・果実・熟成感、コーヒーらしさと共に
様々な香りを複雑に。

女性のかたは「2」を。
柑橘からトロピカルまで、果実のニュアンスたっぷりコーヒー。

両方とも、シティローストです。


わたしは「8」を選びました。
大好きなフレンチローストで
重厚な苦みに華やかさ、かろやか・しなやかな深煎り。

選ぶ理由なども共有し合って、楽しい雰囲気で終了しました。


バリスタのかたから
「帰宅されたら、手洗い、うがい、珈琲豆を冷凍庫に」
と、豆を手渡されました。
そのくらい気を使って温度管理してあげると
豆の香りは長持ちするそうです。


豆を大切にし
農園、焙煎、ブレンダー、バリスタ
すべてのスタッフがお互いに尊敬し合って作り上げているその気持ちが
ひしひしと伝わってくるような堀口珈琲の姿でした。

味はもちろん素晴らしいのですが
常連のかたやファンが離れない理由は
この丁寧な生き方にあるのかな、と思いました。



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