ティアキンと肩痛に関する3つのこと
これまで時々触れていた私の方の痛み。何が辛いって、荷物を上の棚にいれようとしたら持ち上げた瞬間にフリーズ。これ以上痛すぎて上がらない、でも、下ろすのも痛くなってしまったあとではコントロールが効かず危ないと思ってしまってそのまま止まっていたら、CAさんが飛んできてくださった。
大事な先生にお目にかかる日、コートを着ようと思っていつものように不要意にはおりながら腕を入れようとしたら、頭から星が飛んでるってこんな感じかしら?もう、何て表現していいかわからないくらい痛くなってしまって、失礼ながら、ゆるいダウンジャケットでお伺いしてしまいました。今日まで、大事な学会、普段なら上着を着るところが、もう絶対ムリと思い、ワンピースでパーティーに。でもね、脱ぐのが大変なんだ。ファスナーが下せない・・・
パーティーで私の両隣はどちらも整形外科の偉いのに優しい先生方で、「大したことないと思っていたんですけれど、まあまあ痛いんです・・」って言ったら、そりゃあ、あなた、動いていないもん、肩、悪いですよ、何ておっしゃる。まあ、プロだから当たり前かもしれないけれど、何も言わないときから、人の動きでわかるんだろうなあ・・というより、分かるくらいまあまあ動きが悪いんだろうなあ・・と思う。
そんなこんなで自分が痛くなってみておこったことや感じていることを、後から思い出せるように書いておこうと思いました。
1.肩の痛みの直し方の意見は様々。名医たちの意見が収束しない。
【ご意見1:私の信頼するリハビリの先生】
肩の痛みは本当に痛いから、敏感な人をいったんイタがらすとどうしようもなくなる、慢性化する。だから痛い間は動かさず、他の場所を動かすように・・・漢方薬をお湯で必ずとかして1日2回服用、冷やさないこと!いつまでも痛い人はいないから必ず治ると信じて!
【ご意見2:私に漢方薬を処方してくれた先輩の痛みの先生】
慢性期はリハビリちゃうん?動かさんかったら拘縮するやん・・
【ご意見3:肩の専門家の整形外科の先生】
まずは診断。あなたのは診断もついていないから何とも言えないよ。その診断によっては注射が効くこともあるし、MRIが嫌だったらエコーくらいは撮っといた方が・・・
(私)ゲームをやったぐらいしか覚えはないのだけれど・・なりやすい人っていますか?
(先生)ゲームではなりませんよ。女性は石灰化していたり、それに、滑膜炎で炎症が神経の近くまで来ていたら痛みます。その原因に応じて治療があります・・・リハビリもその状況に応じてあります。慢性期はリハビリになります。
他の肩専門じゃないけれど、診療している人たちに、「ほんまに動かさないほうがいいのかしら?動かさないと固まる気がするのだけれど・・?」と聞いてみると、「自分ら肩の素人がいろいろ言って混乱させてもなあ・・・」なんて仰るから、「私は先生が言ったとおりにやって悪くなったとか絶対に言わない人だから、先生が自分だったらどうするか教えてください!」なんて言ってみた。そしたら・・「動かすかなあ・・」
自分が痛くなってみて、痛みの診療は本当に難しいなと改めて実感しました。診療する側としては恨まれてもその後の関係を気付くのも難しいしね。
2.動かす決断をして、ドクターストレッチへ早速行ってみた。
自分は、安静にして拘縮したらきっと後悔するなと思い、痛くても動かそうと思って、でも、あまりにいたいから、自分だけではどうしようもないところをヒトの手を借りようと思いました。そこで、以前に今ほどではないけれど、肩の可動制限が来てた時に飛び込みでお世話になったドクターストレッチの先生のご予約を検索し、早速お世話になることに。
以前にその先生にお世話になった時に、上がらなかった腕が一発で上がるようになったし、何せ、もう無理!の直前で不思議と手を止めてくれるから、今回もちゃんと話せばこの先生なら無茶しないだろうと思ったから。
そして、行ってみると、肩の周りや大胸筋、更に前鋸筋といった小さい筋肉までこわばって、肩甲骨が動かない状況、更に以前よりも肩が前に出ていて姿勢がずれてるから・・と仰って、マッサージガンとかを駆使してほぐして下さったら、動かせなかったところが動くようになった。これで、痛い原因はあるものの、動かせないのは痛いだけではなくて、二次的に硬くこわばった筋肉が悪さしていることが分かりました。だから、動かしてもいいはず。それで、ゲームの話をしたら、きっとそれですねえ・・・ですって。
もちろん、整形の先生を批判するつもりはありません。整形外科の先生方はもっと激しい外相とかスポーツの人を見ておられて、一般人の些細な変化まではご存じないだろうから。
3.肩が動いたら、疲労物質がシャワーのように出たのか、眠り続けた。
ストレッチの後会場に戻ったのだけれど、あまりに倦怠感があったからちょっと休もうと思って3時ごろホテルに戻った。もちろんもう一度パーティには戻るつもりだったのに、起きたら夜中の11時。それから30分ほどで漢方薬を溶かして飲んで少し本を読んだらまた眠り始めて次目が覚めたのは6時30分。もう少し眠りたいなと思って結局起きたのは8時30分。
そういえば、肩が痛くて夜中に何度も目が覚めていたから、あまり眠れた気がしていなかった。それでも、久しくこれだけ眠れたことはなかったなあ・・・。朝起きたら、腰がだるくて、肩よりそっちの方が気になって・・人間って勝手なもんだなあ・・と思う。
今日もう一度ストレッチに行ったら、腰もひねりが悪いと言われ、これは単なる寝すぎですって。
私は以前は仕事中に眠くなることがあまりなかったのですが、肩が痛くなり出してから、座って仕事中にうつらうつらする瞬間がかなり頻回にあって、もう年なのかなあ‥なんて勝手に年のせいにしていたけれど、今日は全然眠くないから、やはり、眠れていなかったんだなあ・・と思う。
ゲームもやると決めて、とことんやったから、後悔はないけれど、でもこの痛みはどうにかしたいし、動かなくなることだけは避けたい。
ティアキンの後遺症は肩痛なんてちょっと残念ですよね。
ストレッチの先生は親切にも私の家の近所のお店にお電話をして、私の不安がないように、ベテランの人を見つけてご予約を入れてくれました。その人にどんな状態か申し送りを書いておくからと親切に言って下さった。私は不思議とそういう親切な人との出会いが多い。折角定期的に見てもらえるような道筋もつけて頂いたから、私も、やり過ぎない程度に体を動かして行こうと思う。痛いけどね。もちろんリハビリの先生に行っていただいた通りに必ずお湯で溶かして漢方薬は飲みます。