イスタンブールに来てみ感じる、他の欧米との違いなど3つ
イスタンブールで朝ごはんを食べながら、書いています。何というか、さりげなくおいしい。このホテルは、カード会社に歩いて観光できる場所にあることと、ホテル内にレストランがあることの二つの条件で選んでもらった。お値段は東京のビジネスホテルよりお値打ち。お部屋は広くて天井が高い。コーヒーメーカーはネスプレッソに純正じゃないカートリッジを入れているせいか微妙に薄い。それでも、私の嫌いな狭い暗いはないし、アメリカほどじゃないけれど、フレンドリー。
1.外を出歩いている女子が極めて少ない。
私はひとり旅だから、そこそこ警戒しています。トルコは比較的治安が安定していると書かれているけれど、みょ~な違和感を感じました。
ホテルから出て数分。最初はよくわからなかったけれど、道に女子が歩いていないんです。欧米の観光客を除けば、おそらく9割は男性。それも集団(2~3人)で行動している。イスラム教が主体の国だから、現地の人らしき女性は髪を隠すスタイル。これは、思っているより警戒した方がきっといいなと思い、午後は雨が降ったこともあって出歩くのを止めました。ホテルの人もツアーできていると思い込んでいるようなところがあり、私が一人でぶらぶら歩きをしたいと言えば、ちょっと驚いた感じだった。そうなんです。ここはツアーで来るところだと思いました。特に女子は。
2.いいお年の私が2回もナンパされました。
一人でフラフラしている女子がそもそもいないからだと思う。トプカピ宮殿横の公園をゆったりと歩き、時にはベンチでぼんやり。こういうのが結構好きなんです。ベンチに座っていたら、1回は中年のおっちゃん、2回目は息子と同じような年代と思われる若い二人組のお兄さんたちが声をかけてきた。適当に返事をし、いろいろ食い込んでくるところをにっこり”No”と言い続けて、クリア。
こちらは中東系の堀の深い顔立ちの国だから、私のようなのっぺり顔は、現地の人に比べてしわも浅いせいかしら。若く見られる。そういえばタクシーの運転手さんも「30代?」って聞いていたから、その時は、お世辞で言っているんだろうと思って、”You are so kind!”って受け流したけれど、本当に年齢不詳だったかもしれません。
例えばオランダで同じように散歩してベンチに座っても誰も私に関心がない、つい先日のシカゴのミレニアムパークのお散歩でも、そういう感じは全くなかった。だから若い女性の友人にはお勧めしない旅行先と思う。
3.日本のゲームは世界に知れ渡っていることが分かりました。
私が退屈しのぎに、公園でゲームを触っていたら、学校の旅行と思われる集団が、”Mario!Mario!”って言って、私の所によって来た。知らなさそうなお友達に、これはすごいゲーム機なんだよ!みたいな説明をしている雰囲気。ティアキンにさすがにトルコ語はなかったけれど、きっとマリオくらいになると作っているのかな・・?
とにかく、ゲームは外国人にとって日本の素晴らしい文化のうちの1つなんだと思いました。
ホテルのスタッフには普通に女性がいるのだけれど、街を出歩いているような女性は、ほとんど仕事でたまたま表に出たという感じ。日本や欧米でありがちな、お時間に余裕のある奥様が街のカフェでたたずむというような雰囲気は感じられず、これはただの文化の違いなのか、宗教の違いが反映されているのか、もしくは私が出歩いた日にたまたまそうだっただけなのか・・もし、これが日常的な国だとしたら、暮らすとしたら、ちょっと窮屈かなあ‥なんて想像をしてしまいました。